最後の人生航路に向けての「愛」について

cafekity39様へ

初めまして、カウンセラーの中谷恵美です。
メールを拝見させて頂きました。早速回答させて頂きます。よろしくお願いいたします。


■『結婚して28年です。夫は3歳年上です。共働き正社員同士です。両家ともに現実は知っています。両家ともに父親は他界しました。結婚当初から(私への関心はありますが)夫婦として未だに成立せず、友達同居人のままです。

→cafekity39さんは結婚してから28年間「友達夫婦」でいた事がご自身の理想とする「愛、夫婦関係」とはずれていたのでしょうか。それによって寂しさや満たされない想いがおありであったように推察されます。
しかも28年間でマンネリ化しているというのも大いにあるでしょう。
これまで、気持ちの上で違和感や寂しさを感じながらの生活は孤立感を感じお辛かったことであろうと思われます。

■夫は、0歳児にお味噌汁鍋をひっくり返し大やけどしています。結婚する際に義父が全てをさらけ出せると言うので結婚を許した・・・・・・とは話されました、がかなりな難解→大人として向き合う等々を今更ながら痛感させられています。私はかなり悩むものの人生を大きく変える→３０代後半から大好きな音楽をアーティスト活動に変換させて過ごしてはいます。

→夫様を受け入れる、受け入れないなどの葛藤がありながらも、音楽活動という形でご自身の力で世界を切り開いて行かれたのですね！
音楽という「表現の場」を持たれたことによってモヤモヤした気持ちを吐き出したり、生きがいやキラキラした自分を取り戻して行かれたのでしょう。新しい音楽という世界をチャレンジされたことは、ご自身にとってプラスになっていらっしゃるのではないでしょうか。


■最後の人生航路に向けて心に新たなる愛について、空洞化。関わる人として音楽を通して本音で向き合ってくれ、魅了なる年下のミュージシャンに日に日に心が惹かれていく現実もあります。

→cafekity39にとってこの文面は正直な本音であると思われます。
夫様から友情ではない男性としての魅力、愛が欲しかったが貰えなかったことに対して未練、不満が残っている。それに加えて魅力的な年下のミュージシャンの方へ恋心を抱いていらっしゃるわけですね。

両方、自然な感情だと思います

夫婦になる以上は、お互いの人間性、価値観を受けとめ、「愛や絆を育む」ということが建前であり、理想です。老後の面倒やお互いの家族の介護もみる代わりに、私の生活や最期もよろしくね。といった暗黙の了解があると思います。

しかし、人間の心はそうはいきません。順調に愛や家庭を育んでいける夫婦もありますが、そこには思い通りに行かない憤り、衝突なども必ず出てきます。
一方で、「恋」は何歳でもいつ、誰にしようとも自由です。結婚してからでも、夫さんのと関係にモヤモヤを持っていて「アイドルにハマる」「旅行や趣味に没頭する」「同僚に恋をする」などというのはよくある話です。

つまり「社会のあろうとする姿と、人間の本質は違う」のかもしれません。
罪悪感を感 じると同時に自分の満たされない感情があるので、葛藤するのではないでしょうか。
そこに、cafekity39さんの本音と葛藤があるのではないでしょうか。

登場人物、皆さんの人生がありcafekity39の「旦那様との関係性」「現実的な選択」「最期の人生航路」について、こちらのメールからはこれ以上は分かりかねますが、微力ながらお力になれれば幸いでございます。

もし、続きなどお話しがございましたらいつでもお電話下さいね。
季節がら寒くなって参りました、ご自愛下さいませ。