誰にも心が開けない、自分の感情が伝えられない。

ぽぷりちゃん、


この度はご相談をいただき、
ありがとうございます。
エキサイトお悩み相談室カウンセラーのかとうあみです。

ぽぷりちゃんのお悩み、読ませていただきました。
少しでも次の指針となるよう、精一杯お応えしていきたいと思います。


ぽぷりちゃんは…
●現在22歳。
●誰にも心を開くことが出来ず、自分の感情を伝えるのが怖い。
●中学あたりから、誰かに本心を明かすことが怖くなってしまった。
●それまでは友人間で、誰彼かまわず信用し・利用され・裏切られ・捨てられる、
といったことを繰り返してきた。

●小・中学時代は、大人しい性格が原因なのか、いじめられてきた。
●現在は母と二人暮らし。
●母親にさえ、自分を偽ってしまう。
●自分の感情を伝えるのが怖く、母の機嫌を常に伺ってしまい、息苦しい。

●母や上司に否定的なことを言われると、
意見や反論が喉で詰まってしまって出て来ない。
●何も言えなかった自分にイライラする、
自傷してしまう。

●「何でも話して」と言ってくれた友人に相談するのも、申し訳なく恐怖を感じる。
●ほんの少しでもいい、自分を偽らず生きていける方法はないのか？



自分の本当の気持ちやありのままの姿を見せられないのは、とても苦しいことですね。

小・中学の頃の体験や、
友人間で繰り返されてきた裏切りのようなことが今も強く心に残っていて、
先に進むのを阻んでいるのかもしれません。


でも、
「変われます」。


たった1通のメールだけでは、
ぽぷりちゃんのお悩みを全部スッキリ解決！というわけにはいきませんが、
今後向かうべき方向を示すことはできます。

今こそ「やってみる」時。

重い腰を上げて、重い心を上げて、
「やってみる」「やり続ける」。
それができれば、必ず自分を変えていくことはできるのです。


心を縛った縄をほどく感覚です。
さあ、自分を解放してあげましょう。




●嫌われることを怖がらない！（人の顔色をうかがわない）


「あの人にどう思われているだろう？」
「こんなことを言ったら変だと思われるかな？」

もちろん人間ですから、ある程度、周りの反応は気になります。
特に女子はカンも鋭いですし、空気を読み取る力にも長けている。
だからこそ、細かいことも敏感に感じ取ってしまいますよね…

でも、必要以上に周りからの評価が気になってしまうのは、
心の奥底にある「嫌われたくない」という思いが強いから。
自分の意見を伝えて、嫌だと思われたり、
変だと思われたり、否定されたり、
軽蔑されたりしたくないから。


接触を最低限にしてとりあえず偽っておけば、
嫌われることも少ないし、そうすれば傷付かなくて済む…

でも、本当のぽぷりちゃんは苦しんでいるのです。
ありのままの自分をもっと素直に表現したい！と、
叫んでいるのです。

だから、
「嫌われることを恐れない」
「嫌われることがあってもいいじゃん」
「仕方ないじゃん」って思うこと。


だって、
どんなに善人で理想的な生き方と言われる人でも、
やっぱり誰かには嫌われている。
人間には相性があるから、
万人から同じ評価を得ることは絶対にできないのです。


★「嫌われないこと」を第一優先で生きない。
「嫌われることもあるだろうが、
相性もあるし意見がちがう時もあるし、
それはそれで仕方ないよね！」
というスタンスを強く持ち、それを前提に生きること。
⇒誰からも好かれる「いい人」を目指さない



始まりは一人かもしれない。
でも、一人でもいいから始めてみよう。
「こんな自分なんだけど」
「まあちょっとはいいところもあるんだけどね」


嫌われてもいいのだから、
これからの人生は、
自由に話すことができる、
自由に生きることができる！！
（もちろん仕事などでそういうわけにはいかない時もあるでしょうが、基本はこの精神です。）

自分は自分であり、
偽ってもやっぱり着地点は「自分」でしかない。
だったら自分を信じ、表現する。
一人からでも出発してみること。


（賛同者は必ずいます！
思いやりを忘れなければ、
実際は思っているより嫌われないから大丈夫！！
そのままのぽぷりちゃんを表現し、
明日から歩いてみよう。）





●こちらの方から切り捨てたっていい！


人間関係は、自分で整理することができます。
ぽぷりちゃんも書かれていましたが、
優しい人は付けこまれることも多く、
結果として「利用されたり」「裏切られる」ような形になることも、
正直多いかもしれ ません。

そんな時は、
そういう奴らを、
サッサと切り捨てちゃってください！！
ポプリちゃんの方から、おさらばすればいいのです。

ズル賢い人たちの機嫌をうかがって、
たとえ好かれたようになったとしても、
その先に待っているのは、
神経が摩耗し、疲れ果てた自分のみ…

そう、
人の思いやりを利用してずるく生きる人たちなんか、
ぽぷりちゃんの人生に全く必要ないのです。



「相談に乗るよ」と言ってくれた大切なお友達。
ぽぷりちゃんを大事に思ってくれるのであれば、
そういう人たちだけを大切に、生きていけばいい。
人間関係は、自分で整理してもいいのです。



自分は、
「自分以上でもない。自分以下でもない。」
そのままの自分を受け入れ、認め、
いい意味であきらめ、自分と共存していこう。
こんな自分の「良きプロデューサー」になってあげよう。

そんなスタンスを大事にすれば、
必ず自分のいいところが見えて来るからね。




いかがでしたか。
少しでもぽぷりちゃんのお役に立てますこと、
心から願っております。


苦しくなった時はいつでもご連絡くださいね。
ぽぷりちゃんのこれからを、
ずっと応援していきます。


本日はご相談いただき、
本当にありがとうございました。




かとうあみ