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私は昔から心が弱いです

初めて相談させて頂きます。私は昔から心が弱いです。
小学校くらいから人と接することが苦手だなと思い始め朝お腹が痛くなることがありました。それがひどくなったのが高校生のときです。

ある日突然クラスの人間の大半から皆に(私にも)聞こえるように悪口を言われるようになりました。
「○○なんてこのクラスにいない」とか、自分の持ち物に「ダッサ」とか言われたり。先生や友達も気づいてるはずなのに皆知らんぷりで毎日苦しかった。本当は学校なんて行きたくなかったけど親に自分の娘がこんなことになっているなんて知られたくないし、
「○○さんちの娘さん不登校なんだって」なんて言われてたら申し訳なくて死にたくなる。かといって死ぬ勇気もなくて毎日下痢と吐き気に襲われながら過ごしました。

そこから人に嫌われることが異常に怖くなりました。これを言ったら嫌われるかも、ウザいって思われるかもと思って本当の自分をだせず人を信じることができません。今仲が良くてもいつか私がヘマをして嫌われるかもかもしれない。だったら最初から距離を作ればいいんだとも思うようになりました。

仕事もびくびくして失敗したら使えないやつだと思われるとか、この会話聞かれたらどうしようもないやつだな…とがっかりされてるんじゃないかと怖くなり2年くらい頑張って結局辞めてしまいます。

こんな悩みありふれているというのは分かっていますが誰かに話したくてたまらなくて相談してしまいました。
このまま本当の自分をだせず、生きていくのかと思ったら怖いです。変わりたいです。どうしたら良いでしょうか。

女性

2019年4月24日

24歳

女性

中澤 壱成

カウンセラー

中澤 壱成

<経歴>  人生半ばで大きく転換!
理工学部電子工学を卒業後、外資系オーディオ製品開発メーカーに入社、設計を始める。その後は転職を数回重ね、半導体設計、オーディオ・ビデオ製品の開発を手掛け、営業(部長)、企画(課長)、マーケティング(部長)、技術CTO、副社長などを経る、その間にセカンドキャリア支援も行う。それまで企業にてモノ作り・ヒト(採用、相談)を通して得た貴重な経験をもとに「やはり、企業の質は人をどう活かすか」にかかっていることを実感し、カウンセリング業務に主軸を移す。現在はメンタルクリニック、企業内にて心理カウンセリングを担当、その他、キャリア相談、面接官、講演などを行っている。

<資格>
JAICO認定 産業カウンセラー
JCDA認定 キャリアカウンセラー
JADP認定 上級心理カウンセラー
JISHA(中災防)認定 心理専門相談員                                      NASVA認定 第一種・第二種カウンセラー
メンタルヘルス・マネジメント?(ラインケア) 大阪商工会議所
メンタルケアアドバイザー
日本認知療法学会 会員

恋愛相談員の回答

「常に意識を他人ではなく、自分の中に置く」ことを提案します。

あやさま

こんにちは、カウンセラーの中澤壱成と申します。
あやさんのメールを拝読し、この機会にあやさんが、ご自分の今後の生き方に少しでもお役にたつヒントが見つかればと願い、以下に私からのご提案を申し上げます。

あやさんは「変わりたい」のですね。その気持ち(気力)があれば、きっと変われます。
今のお悩みを誰かに話したくてたまらなくて相談メールを下さったのですね。お悩みを思い切って開示された勇気を称えたいです。

まず、あやさんがこれまでどのように過ごして来られたかを考えてみたいと思います。
あやさんは、小学校くらいから「人と接することが苦手だな」と思い始めたのですね。そして、朝、多分学校へ行こうと思うと緊張してお腹が痛くなったのではと思います。とてもお辛かったでしょうね。

「ある日突然クラスの人間の大半から〜」と書いていただいた事件内容は高校生のクラスでのことでしたか。
学校でとても辛い事があっても、あやさんは「○○さんちの娘さん不登校なんだって」なんて言われてたら申し訳なくて、そして、「親に自分の娘がこんなことになっているなんて知られたくない」と家族にもその辛さを相談出来ずに我慢していたのですね。
そのような思考(親に知られたくない、申し訳ない)は小学校時代からでしたか。

小学生時代というのは身体もまだ小さく、大人が大きく見え、人間社会で何が起きているかなど理解できない事が沢山ある頃です。
そんな時にいろいろと悩みや疑問がわき、自分一人ではどうしていいか分からず、出来れば最も身近にいる大人(親)に相談することに抵抗がなければ、相談して助言をもらい、そして協力してもらうことができ「何か困っても親が助けてくれるからやってみよう」と自分の思い・主張を実行することに前向きとなり、たとえ失敗してもその経験が「自分らしさ」を作り上げていくことができるものです。そんな親との関係を「逃げ込める場所」とか「安全基地」という表現をすることがあります。

あやさんは小学校時代に親との関係をどのように感じていましたか。振り返ってみてください。

メールからは、親に対して、ご自分のことで心配を掛けてはいけない、申し訳ない、と思っておられたように感じ取れます。
もしかすると、そのために、親から「しっかり者の娘」「世間に恥じない娘」と親の期待に応えられるようでなければいけないと、ご自分を追い込んでいたことはなかったですか?

そしてその評価を周囲の人々からも得られなければならないと考え、他人の言動に意識を向け過ぎてはいませんでしたか。
自分の言動に自信が持てないと、人から嫌われないようにしようと、自分の本音や主張があるにも関わらず、他人の言動に合わせよう合わせようと無理をしてしまうことがあります。それは、他人から見ると、とても「弱い人」に写り、心無い人にとっては攻撃の対象にしてしまう事があります。それは心無い人の心の裏返し(実は心の弱さを持っている)でもあるのです。

人は十人十色といいますが、誰一人としてまったく同じ価値観を持っていません。一つには、生まれてからの歴史(環境)が皆違っているからでもあります。
誰にも好かれよう、嫌われないようにしようとしたら、結果として、自分の本音、価値観、主張を抑圧することになり、反って、その人なりが見えず、付き合い難さを相手に感じさせてしまうことになります。
人は自分の価値観や趣味などが似ている人や自分にない能力、魅力を持っている人に近づいてきやすいものです。

あやさんが変わるために……「常に意識を他人ではなく、自分の中に置く」ことを提案します。
そしてご自分の意識(こころ、本音)で生きる事です。
ある一部の他人から嫌われても、それは自然なことと受け流すこと。そう「嫌われる勇気」を持つことです。

それは、常に自分の本音に向き合い「いまの自分らしさで相手に示せば良いのだ」と思う事です。
無論、それにより、あやさんとは合わない人もいるでしょう。それで良いのです。
あやさんがあやさんらしく振舞っていれば、そんなあやさんらしさに親しみを感じる人があやさんに近づいてきてくれるはずです。

実のところ、人は、生まれる時も、死ぬ時も「ひとり」なのです。人間は集団として社会をつくり、その中で、人との関わりを意識しながら生きていますが、まずは、自分を自分で支える自立性が必要です。
自立性(自律性)をしっかり持った上でなら、他人と関わり、さらに自分を高めていくことが出来るのです。
ですから、先に他人との関わりがあるのではなく、一人 でも生きて行ける自立性(自律性)を確立することが優先です。
難しいことではありません。「自分らしさ」を家族の中で、社会の中で臆せず、勇気を持って示せば良いのです。
あやさんが「あるがまま」で生きていいんだと決心されれば良いのです。

自立性(自律性)を高めるためには、自分を大切にすること。好きになること。自分を隠さないこと。です。それは「自己愛」です。
これまでのあやさんに「ご自分のこと、好きですか?」と質問したら、何と答えたでしょう。
もし、「好きではない」気持ちが強かったら、「今日から今の自分のままで生きてみよう。意識を自分の中に置いて、問われたら、自分の心(本音)で答えよう」と舵を切りましょう。それは「自己愛」を育ててくれることにもなります。
自分優先主義者になってしまいましょう!

おさらいです。意識は他人ではなく、ご自分に。「自立性」「自己愛」を育て、「今の自分らしさ、あるがままで生きて行こう」と肩に力を入れず、楽に、自然に、生きてみてください。

では、ここで、大きく深呼吸して「よし!私は自分の為に変わるんだ!」と空を見上げましょう。

あやさんが早く、健やかな毎日を送られる事を祈っています。

また、誰かに話したくてたまらなくなったら、いつでもあやさんの本音をお聞かせ下さい。

以上

回答した恋愛相談員

中澤 壱成

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中澤 壱成

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