彼を愛しすぎて、不倫から抜け出せない…

さぁさぁ様、はじめまして。


この度はご相談いただきまして、
ありがとうございます。

さぁさぁ様のお気持ちが少しでも晴れますよう、
精一杯ご対応させていただきます。


さぁさぁ様の現在の状況を、下記にまとめさせていただきますね。


●好きな彼がいるが、妻子持ちである。
●関係を持ち始めて1年半。
●初めて会って目が合った瞬間、何かを感じた。
●日が経つにつれ、どんどん好きになり、依存して抜け出せない。
●他の人と出会っても、彼と比べてしまう。
●彼は自分のドストライクで、こんな人がこの地球上にいるのかと思ってしまう。

●彼は家族を大事にしている。
●妻を尊敬し、愛しているのがとても伝わる。

●朝起きてから寝るまで彼のことを考え、ずっと連絡を待ってしまう。
●しかし、彼とは価値観も「好きの度合い」も違う。

●不倫だから、夢を見させてくれればいいのに、彼は絶対に、
甘い言葉も好きだとも言わない。
●「俺はこうゆう人間だから言わない。お前にも幸せになる権利は
あるから、他ができるならそっちに行けよ。」と言って来るのがつらい。

●奥さんを見たが、自分とは正反対で、真面目でしっかりした女性のようだ。
●「私はこの人に負けるの？」とも思ってしまう。

●不倫はつらいし、やめたいし、離れたいし、忘れたい。
●でも、救ってくれるのは彼しかいないと思ってしまう。
●二度と会えなくなり、自分を忘れられるのが怖い。

●でも、彼といると自分が自信をなくしていくのもわかる。
●「どうして私は誰からも愛されないんだろう。」一人は怖い。



大好きな彼を思うお気持ち、不倫という輪の中に落ち、
抜け出せずに苦しんでいる心情、お察しいたします。

少しでもさぁさぁ様の心がラクになれますよう、
一緒に考えていきたいと思います。



★不倫のしくみを知る


初めて会った時から特別なものを感じ、
この地球上のものとは思えないほど魅力的な彼。
どんどん好きになって依存してしまい、不倫は良くないと
分かっていながら忘れられない、
まるで抜け出せない迷路の中を彷徨っているような感じなのだと思います。


「不倫」は男女どちらにとっても「非日常」であり、
魔法がかかった特別な世界です。普通の恋愛でも夢のひとときなのに、
そこに「決して自分のものにはできない」という特別感まで加わるのですから、
もはや愛欲の世界では「無敵」と言っていいほど、不倫は人の心に侵食して
いくものです。


でも、あれだけ愛し合って結婚した人たちなのに、どうして不倫に
走ってしまうことがあるのでしょうか。
相性や環境・条件の問題などで、本当に離婚を選ぶ夫婦は別として、
「離婚はしないが不倫に走る」といった心理は、一体どうなっている
のでしょうか。


彼らは、淡々と続く単調な結婚生活に「刺激」が欲しいのです。
恋愛で経験したような「トキメキ」や「ドキドキ」を取り戻したいのです。
たまには映画やドラマみたいに、平凡な「日常」から飛び出して、
「非日常」を味わいたいのです。

そして刺激を求めてしまう人たちは、そんな自分に当てはまるような
相手を、知らず知らずのうちにいつも探しているのです。

かと言って、家庭を壊し、離婚を考えるほどの覚悟があるわけでは
ないため、自分を守るための防衛手段として、

好きだとは言わない　⇒　俺はこうゆう人間だから　⇒　お前にも幸せに
なる権利はある　⇒　他ができるならそっちに行っていい　と言うのです。


もちろん彼も人間ですから、さぁさぁ様を他の人に渡したいわけではありませんし、
本当はずっと一緒にいて欲しいのです。でも、それを言ってしまうと、
この恋愛を完全に引き受けることになり、そこには「責任」が生じます。
家庭持ちの彼としては、状況的に色々と不利になるわけです。

ですから、
相手に選択をゆだねることによって（ゆだねるふりをして）、
自分の責任を回避しつつ、
不倫の関係を継続させようとしているのです。




★終わらない戦いと冷静な目と


彼への思いに「不倫マジック」も相まって、今は世界の色がすべて彼の色に
見えてしまうかもしれません。彼のいない世界なんて意味のないもののように
感じてしまうかもしれませんね。

でも、それは人を愛すれば、誰にでも起こり得ることです。
ごく自然で、ごく当たり前な、人間の「人を愛したい」という本能です。

彼は彼なりに、家族を思う気持ちとはまた別の気持ちで、
「非日常」を味わわせてくれる特別な恋人として、
さぁ さぁ様のことを大切に思っているのでしょう。

ただ、このポジションをこのまま貫いていくとしたら、
「いつまでも一番にはなれない」という苦しい現実と戦い続ける必要があります。


彼が病気の時に看病してあげることはできません。
お正月をダラダラ一緒に過ごすことはできません。
好きな時に自由に会いに行くことはできません。
誰かの心を、深く傷付けているかもしれません。


妻子を愛し、大切にする彼。
恋人は彼の刺激的な時間にだけ登場する、
シンデレラのような存在でもあります。

一度冷静になってみるのもいいでしょう。
恋愛　⇒　距離感があるため、いつもキレイな自分を見せられる。生活を丸出しにしなくていい。
生活　⇒　基本的には全部が丸見え。キレイな自分を見せる時間の方が短くなる。


愛する気持ちにまちがいはなくても、
自分のものにならない彼は、不倫という魔法により、
あまりにも特別な存在に成り上がってしまっている可能性も高いのです。

終わらない戦いと、彼を見る冷静な目を、
この機会に再認識・再獲得しておきましょう。


★相手に振り回されない強い信念


彼を愛して苦しい自分、自信を無くしてしまう自分、独りが怖い自分…
でも、そんな自分を守ってあげることができるのも、
やっぱり「自分」でしかありません。

自分を守り、自分を信じて生きていくためにも、
これからは相手に振り回される恋愛ではなく、
少しずつ自立した恋愛にシフトしていく必要がありそうです。


●●●
・自分が一番の存在になれないのであれば　⇒　自分の中における彼の
ポジションを落とす

（それは具体的には、
別の男性にも目を向ける・もっと多くの恋愛を経験する・彼を自分の
一番に持ってこない、ということにもなります。）

・人生のすべてを「彼」にせず、自分の人生は自分でクリエイトする、
という女としてのたくましさを育てる
・彼にすがらない、ひざまずかない

・不倫マジックに飲まれるのではなく、あくまで主体は自分である。自分がコントロールする
・大きく目を見開き、嵐の中でも、この状況を直視する
・何があっても怖がらず、常に覚悟を持って臨む

・現状を動かすのも決断するのも、彼ではなく、自分である





いかがでしたか？

苦しくなった時はいつでもご連絡ください。
さぁさぁ様の未来を、心から応援しております。


少しでもお役に立てますことを願っております。
本日は本当にありがとうございました。