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気持ちが憂鬱で行動できない・・・

僕は2015年の7月からうつ病でアルバイトをやめて
それから仕事をせずに休んでいました。
ある程度良くなってきてまたアルバイトを始めました。
今まで8件アルバイトをしたのですが
一日でやめたり、1週間以上続きません。
面接はなんも問題なく行けるのですが
初出勤日や出勤日のときにすごい憂鬱になったり
行きたくないという感じになったり、とても体が
だるくなったりします。
そのせいでアルバイトがなかなか続きません。
ある程度時間がたてば解決できるのかと思ったのですが
最近になってそれじゃ解決できないし、現状を維持したら
余計に悪化するだけだと思いました。
就労支援に何回か行こうとしたのですが
やっぱり上記のような症状がでて
いけませんでした。
僕としてはどうしてもお金がほしいので
アルバイトをしたいのですが、なかなかうまく行きません。
やっぱり根性が足りないとか甘えてるという意味なのでしょうか?
正直働けている人たちを見てとても羨ましいと思います。
何かアドバイスをくれるとありがたいです。
相談相手が一人もいない状態なので
一人で考えても考えても解決できないので投稿しようと決めました。

よろしくお願いします。
(ニックネーム: どうもりんご)

男性

2021年12月8日

20歳

男性

中澤 壱成

カウンセラー

中澤 壱成

<経歴>  人生半ばで大きく転換!
理工学部電子工学を卒業後、外資系オーディオ製品開発メーカーに入社、設計を始める。その後は転職を数回重ね、半導体設計、オーディオ・ビデオ製品の開発を手掛け、営業(部長)、企画(課長)、マーケティング(部長)、技術CTO、副社長などを経る、その間にセカンドキャリア支援も行う。それまで企業にてモノ作り・ヒト(採用、相談)を通して得た貴重な経験をもとに「やはり、企業の質は人をどう活かすか」にかかっていることを実感し、カウンセリング業務に主軸を移す。現在はメンタルクリニック、企業内にて心理カウンセリングを担当、その他、キャリア相談、面接官、講演などを行っている。

<資格>
JAICO認定 産業カウンセラー
JCDA認定 キャリアカウンセラー
JADP認定 上級心理カウンセラー
JISHA(中災防)認定 心理専門相談員                                      NASVA認定 第一種・第二種カウンセラー
メンタルヘルス・マネジメント?(ラインケア) 大阪商工会議所
メンタルケアアドバイザー
日本認知療法学会 会員

恋愛相談員の回答

ご自分の気持ちを大切にすることで、自立性、自己愛、そして自己責任が強化されます。

こんにちは、どうもりんごさん
私はカウンセラーの中澤壱成と申します。よろしくお願いいたします。

どうもりんごさんのメール相談の内容を拝読し、少しでもお元気になる道すじのお役に立てればと以下に回答申し上げます。

まず、2015年の7月からうつ病とのことですが、ご自分の心身を大切にするために心療内科など専門の医療機関にて治療はされていますか?

うつ病は治る病気であり、そのためには適切な治療(投薬と精神療法)をお受けになることが重要です。

まずは、この病気への向き合い方ですが…….気持ちが憂鬱で、とても体がだるく、アルバイトへ行っても辛くて長く続かないからうつ病になってしまった!ということではありません。

うつ病になったから、気持ちが憂鬱で、とても体がだるく、アルバイトへ行っても辛くて長く続かないのです。これらは、うつ病という病気がもたらす症状なのです。
ですから、そんな症状を持つご自分を責めたり、情けなく思ったりする必要はありません。

病気は治すもの、治すことにより元気になるのです。
そのうつ病になった原因を見つけ出し、手当してあげましょう。

うつ病になる要因には、ご自分に自信がない、能力がない、ネガティブ思考が強い、他人と比べて自分は人として価値がない、など、ご自分の嫌な面ばかりに意識が行き、何かをするにせよ、気力が失せてしまって、体が思うように動かない状況が続いた場合が考えられます。

人間は感情のある生き物です。
その感情は思考の仕方から生まれる本音です。

ですから、思考の仕方が常にポジティブな人は、いつも前向きです。
それに反し、思考の仕方が常にネガティブな人は、いつも後ろ向き、悲観的です。

では、なぜ、人によって、このような思考の違いが生まれたか?というと、ネガティブ思考の人は、過去の人生において、自分を辛い出来事から自分を守りたい、その時以上に辛い状況に自分を追い込みたくないと思う防衛本能(防衛機制)が強く働いたからと思います。
それは、確かにご自分をご自分で守る上では大切な思考であり、行動です。

どうもりんごさんは、たとえば記憶にある幼少期から中学卒業期までの、とても多感な時期(自我の確立に強く影響する時期)を思い出してみてください。
その頃の親との関りはどうでしたか?叱られたり、褒められたりとご自分の発言や行動に対して親があなたにされたことで、泣いたり、喜んだり、怒ったり、悔しかったりした経験はありましたか?(喜怒哀楽の経験)

親の過度な暴力、無関心、一方的な威圧感、過干渉、過保護など偏った態度であなたに接していたとすれば、あなたは、ご自分の気持ち(本音)を表すことを諦め、親に従うことで生きて来られたかも知れません。
親に叱られないために、しっかり、がんばらねばと。あるいは親が何でも決めるので、自分はただ従うことで良いはずと思ったりと。

大切な時期に自分の思考(=感情)で生きる力を身に着けることの経験が少なかったかもしれません。

人間はいろいろな過去 の経験から人格を形成していくため、どうもりんごさんの人格(考え方も)も少なからず過去の経験から作られていると考えて良いでしょう。

ただ、だからと言って、ご自分の未来を過去からの人格(考え方)に束縛されて、変容することができないと決めつける必要はないのです。

これから未来の人生で出会う様々な出来事にどう向き合っていくかによって、新たな人格(価値観も)も十分に変化していくのです。

そのためには、過去の思考(嫌な思い出)に引きずられず、どうもりんごさんは今のあなたの無理のない、今のままの(あるがままのあなた)行動力の範囲でお仕事にも向き合ってください。

どうもりんごさんの気持ちで、嫌なものは嫌、辛いこと辛い、楽しいことは楽しいと表明していいのです。

そんなご自分の(思考からの)気持ちを大切にすることで、自立性、自己愛、そして自己責任が強化されます。

「できる範囲でやっていけば良いんだ!」「失敗しても自分のこと、他人に迷惑をかけることでないならば、それも自分を成長させる経験」と声を出して言ってみてください。

あるがままの生活、それが、どうもりんごさんの無理のない生き方と思います。

回答した恋愛相談員

中澤 壱成

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カウンセラー

中澤 壱成

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