性格を直し生まれ変わりたい

ふみ様
初めまして。カウンセラーの星野美咲と申します。
この度は、ご相談いただき、ありがとうございました。
ふみ様の変わりたいという強い意志と、ご家族を想う気持ちを応援させていただきたく、お返事を書いております。

ふみ様は、奥様に指摘されたことで、自分自身を振り返ってみたのですね。
そして、ご自分の至らぬ点に気づき、性格を直したいと思えたのですね。
それは既に大きな第一歩！
人は、「気づき」があって、変わりたいと思えば、変われますよ。

ふみ様は、具体的に性格のダメなところを挙げていらっしゃいますが、短所は考えようによっては、長所にもなり得ます。

だらしない →　細かいことを気にしない、大雑把
ガマンできない → 自分の感情に素直に行動できる
自己中 → 自分の意思や目的がハッキリしている

ただ何事も限度がありますし、時と場所によって、または相手によって、臨機応変に対応していかないとなりません。

◎なりたい自分を具体的に思い描いてみましょう

誠実で信頼されるような人間になりたいというお気持ちをベースに、もう少し具体的に、理想の自分を思い描いてみてください。
そして、なにか行動するときは、「なりたい自分」なら、どうするかな？と考える癖をつけましょう。

◎身近にお手本になるような人がいれば、真似をしてみるのも良いです。

周りから頼られて、尊敬されている人が側にいたら、よく観察してみてください。
表情、しぐさ、言葉など、どんな態度で、どんな行動をするのか、
お手本になるかもしれません。

◎簡単な日記を書くことをお勧めします。

一日を振り返り、今日の自分は何点だったかな？と採点しましょう。
「できたこと」や「感謝」をリスト化して簡潔にメモをしていく習慣をつけると良いです。
書くことで、客観的に反省点が見えてくるので、次から気をつけることができます。
今日は良い一日だったと体感したら、その日の行動を振り返って、また次も頑張ろうと思えるでしょう。

◎ストレスは相手にも伝わります

仕事・家庭・友達や趣味などのプライベート、どれもが密接に関係しています。
たとえば、仕事で何かトラブルがあれば、家に帰っても気持ちに余裕がなくて、自分では気づかなくてもイライラを引きずっていたりします。
そんなときは、奥様に、「今日は仕事でトラブルが起きちゃって、余裕がなくてごめんね。」と、先手を打って伝えておきましょう。
何を勝手にイライラしているの！と思われるよりも、きちんと伝えておくことで、そっとしておいてもらえると思います。
本当は、オンとオフの切り替えを上手にできれば、良いのですけれどね♪

◎たまには自分ご褒美も作りましょう

あれはダメ、こうしなきゃと、急に自分を変えようとすると、頑張り過ぎて疲れてしまいます。
ふみ様の元々持っている良い面も、必ずあるはずですし、長所を伸ばして、短所を調節していく感じで、焦らずに取り組みましょう。
そして、たまには、何も考えずに、だらだらする日を楽しみましょう！
息抜き、ストレス発散しながら、ボーっとする時間も必要です。

最後に・・・
生まれ変わるように改善してしまうと、ふみ様らしさが失われてしまいます。
奥様は、ふみ様を選んで結婚されたのですから、何もかも変わってしまったら寂しいはずです。
ふみ様の良い面を残しながら、ちょっと方向が違ったり、足りなかったりするところをプラスしていきましょう。
慣れないうちは、頭で考えて行動することに疲れや違和感を覚えるかもしれませんが、大切な人のために頑張る力は、計り知れないものがあると思います。
1年後、5年後、10年後の自分を思い描いて、ゆっくりと着実に前を向いていってくださいね。

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