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パニック障害、対人恐怖を何とかしたい

初めまして、32歳女性です。
私はトラウマがきっかけで長い間パニック障害・対人恐怖症で悩んでます。
今年で7年目のなります。
生活にも支障をきたしており、どこかへ移動するのも電車に乗れず、自転車ややタクシーを使う日々です。そんな状態の自分にも情けなく感じており毎日自己嫌悪に襲われています。しかし電車や人の多いところに行こうとすると過去のトラウマを思い出してしまい体が震え、呼吸もちゃんとできなくなり電車に乗ることができません。

事の発端は、SNSにあることないこと噂を拡散され、近所でも変な目で見られるようになり付き合いもだんだんなくなっていきました。
なかなか信じがたい内容だとは承知しています。
私自身も理解するまで何年もかかりました。
しかし身の回りで起きていた異変を思い起こせば納得がいきました。
近所で出かけていても学生を中心に保護者の方たちからはまるで犯罪者のような言い方をされることもありました。
一度車にひかれかけるというイタズラもされとこともあります。
外の出るのも億劫になり引きこもるようになりました。

そんなことが何年も続き今に至ります。
こんな時代なのでストレス発散するためにタイミング悪く目を付けられたのがたまたま自分だったのかなと何度も言い聞かせましたが、やはり腑に落ちない感情もなかなか消えてくれません。
正直耐えるのに疲れてしまいました。
環境を変えるために引っ越すことを考えており、今は引っ越し資金を貯めています。
自分で乗り越えるしかないことは重々承知しているのですが、乗り越えるためのヒントなどお教え頂ければと思います。
長文な内容になってしまい申し訳ありません。
どうか、宜しくお願い致します。

女性

2018年1月16日

32歳

女性

星 倫太郎

カウンセラー

星 倫太郎

  • 国家資格キャリアコンサルタント
  • 産業カウンセラー

<学歴> 西南学院大学    

<職歴>

・石油商社(営業関係)…海賊と呼ばれた創業者の精神の元で働く

・リゾート(広報、国際など)…メディアの取材、トトロなどの着ぐるみ経験も

・公共施設(事業、広報など)…コンサート企画、広報など
     
 現:カウンセリングルーム佐世保 代表

恋愛相談員の回答

パニック障害、対人恐怖を感じにくくする対策

ゆみこさん、はじめまして、メール相談ありがとうございます。
ゆみこさんは、SNSがきっかけで近所の方から犯罪者みたいにみられるなどのトラウマが7年間もパニック障害・対人恐怖症となられて生活にも支障をきたしてあられるんですね
そしてどこかへ移動するのも過去のトラウマを思い出してしまわれて体が震えられ、呼吸もできなくなるなどで電車に乗れないなどの状態に毎日自己嫌悪に襲われてあるほどしんどく苦しんであられるんですね
お辛い心中お察しします。
そのうえでこちらに相談されましたゆみこさんは、自分を何とかしたいというお気持ちには、ご自身への「優しさ」でもあり、「勇気」をだされたものと感じます。
今の問題をより少しでも改善できる方向にも、この「優しさ」「勇気」をもっていかれることが大きな鍵となられると思います。

さて、パニック障害・対人恐怖症では、周囲に敏感になられてあることを感じてあられると思います。
まずは、トラウマがあるから感じるという思い込みをうけとめながら非常に感じやすいを、消すのではなく、感じにくくしていくことからはじめてみられませんか。
ゆみこさんは、この感じやすい原因や対策について病院などで説明はうけられましたでしょうか
ゆみこさんにおきている状態を理解する=認知することが次の行動=改善に変わりやすくなります。
人間は 動物である以上、犬や猫も同様に 自分の身を守るための安全装置があります。
それは、最初から犬や猫もなかなかなつきません、むしろ、吠えたり、逃げたりします。
でも何回か会うと、慣れてきて近づいてきます経験はありませんか。
これが、人間にもありますので、電車など見知らぬ人と狭い空間ではパニックや恐怖感情がある意味起きやすくなります。
その安全装置は脳にある扁桃体という部位です。
この扁桃体が敏感になり腫れやすいためにパニックや恐怖感情=「防衛本能が稼働状態となる」がおきているのです

ゆみこさんもテレビのニュースなどで見られたことがあると思いますが、NASAの宇宙飛行士たちが宇宙へ向かった当初のころ、船内では訓練をしたにもかかわらず、見知らぬ宇宙の世界や狭い船内ではパニックやケンカばかりだったそうです。
その飛行士たちの脳の状態を確認したところ、この扁桃体が腫れがちだったことがわかり、その対策プログラムが作られました。今はそのプログラムでほとんど、パニックやケンカなどもなくなったそうです。
そしてこのプログラムを使うことを広島大学で臨床実験をしたところ、対人恐怖などで悩まれていたかたなどが毎日コツコツと無理なく続けられたかたは、5週間ほどで大幅に改善されたと報告されています。
このプログラムは パニックや対人恐怖を消すのではなく、その状態の逆「快」=「この文字は心を開くという文字です」のためのリストを、過去の経験から、心地よかったこと、楽しかったことをささいなことを新しくつくるのでなくまずは100ほど思いだし、書き出すことから始めます。

ゆみこさんは、100という数字も最初は多く大変だと思われるかもしれません、最初から100書き出せなくても大丈夫です。
ゆみこさんが五感でこれまでに感じた心地いいもの、見たもの聞いたもの、香り、味、皮膚感覚から少しづつ思い出して書き出してみてください。
味などですと、特定のハンバーガーが好きな人は例えば「佐世保バーガーを食べる」と書きます。
この文字を見るだけで、過去に食べた場所、味がイメージ化をします。すると、買いに行きたくなり行動し、食べ終えると満足感、達成感が味わえます。
この①見ること、②行動すること、③達成感の3段階でそれぞれに点数感をもっていきます。
この一つだけをやると、依存症になったり飽きたりしますので100のリストから、ランダムに脳を快へ反応させるのです
実際行動できるものでなくても大丈夫です。
ある人は「イチローになってみる」と一つに書かれました
これを見るだけで、イチローになった気分が「快」になり、そして時間があれば、外で素振りをする 2,3分で終了 でも他の人からみれば、たったそれだけですが
①〜③までの過程があり、自己満足でいいのです。
このプログラムは、「ストレスコーピング」と言います
やり方の本なども出ていますが、一日、目に入ったもの、それを新しいライフスタイルとして習慣化させていかれることです。
性格を変えるのではありません、最初からプロはいないし、ゆみこさんが無理なくコツコツを始めて、いつのまにか生活スタイルになると、パニックや恐怖感を感じにくくむしろ忘れて くるくらいになっていきます。
また、あわせて、腹式呼吸もとりいれてみてください。
アナウンサーや役者さんも大勢の人の前では、この扁桃体が反応しますので腹式呼吸をすることで、普通の人が感じる緊張のレベルを少し下げてコントロールできるので、おしゃべりや演技ができるのです。
安全装置が動いている緊張感も感じるが自分自身を冷静に感じることもできる感覚です
怖いから安全装置のスイッチを切ると言うことは逆に危険でもあり、パニックを意識しすぎることになります。
初心者は誰でもあがってパニックになるのが普通です。
自転車に乗ったり、車の運転も最初からできる人はいません。最初は難しく感じたものがいつのまにか習慣としてできるものです。

腹式呼吸ができてきましたら、最近ネットでも話題の「マインドフルネス」という 全ての感覚から切り離す時間を数秒から2分ほど持たれると、さらに効果があがります。これは自分の精神状態を「0」=ゼロという感覚を自分の安全な場所、状態をもてることで様々なアクシデントにも、冷静に切り替えができるようになります。
これができるとこれから大きな「お守り」にもなります。
パニックになりそうなとき、「あ、扁桃体が過敏に反応しようとしている」と都度感じた瞬間に、腹式呼吸をするだけでもパニックを軽減できてきます。
※また、感じることをこれからは「ワナ」とレッテルづけします
すると、人間は「ワナ」にはかかりたくないという意識が気づきを早くし、
その瞬間「ワナはなし、ワナはストップ」とおまじないみたいに、心の中で唱えます。
瞬間的にでも「マインドフルネス」状態をイメージし、さらにお手当として「ストレスコーピング」でワナを緩める感覚が回数を重ねる度に身体が変化していきます。
いただきましたゆみこさんのメールから、対応策の一部で申しわけありませんが、
今までのライフスタイルがトラウマという「ワナ」にふりまわされているからこそ、
これからはこの「ワナ」をさけるためのお守りやおまじないなどを、新しいライフスタイルにされるという「勇気」とご自身への「優しさ」を無理をしない程度から注いでみられませんか
過去も他人も変わりません。ある意味トラウマも過去です。
トラウマというワナにこれまで「損」をしたからこそご自身へ、それ以上の「心を開く」=「快」の許可=許し=緩みを受け取られてください。
過去「ワナ」はなし、「今、ここから」
ゆみこさんの、「今日、今から」のお力の一歩になれましたら幸いです。
キーワード
1、ワナ(トラウマ)はなし、ワナ(トラウマ)はストップ ⇒小さくしていく
2、腹式呼吸(息は自分の心と書きます、吐き出すときは過去のトラウマなど嫌なもの全てをだし、吸う時は新しいリラックスの空気を身体の隅々にとどけるというイメージでやられてください)
3、マインドフルネス(可能であれば、90分に1回、意識して腹式呼吸だけでも整えることから「意識」を「無意識」にする感覚)
4、ストレスコーピング

回答した恋愛相談員

星 倫太郎

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