この状況で上司と上手くやっていく方法はあるのでしょうか?
自分にだけ厳しい上司への対応で悩んでます。
平均21時までの残業が当たり前であり、かつ土日の急な出勤がある部署です。
その中で自分は在籍年数が4年ですが最も長く(役職はありません)、上司は冷静沈着で頭が切れる合理主義者であり、所謂仕事ができる人です。
しかし人の好き嫌いがはっきりしており、気に入らない人には雑談も持ちかけず冷たい態度を取ります。自分は特に気に入らないのか、当たりが他の人より強いです。
また、自分の意見を持つことを重要視しており、自分の言葉で説明できない状態で決裁をあげると「聞かれて答えられない決裁はあげないで」と言われ、決裁が止まります。その分仕事は当然進まず、残業は更に増えます(普通の部署ならそれでいいのですが、この忙しさでそれを求められても正直しんどいです)。
ただ、上の人の立場を意識しながら動くので、上司先輩からの信頼は厚いです。
自己分析として、確かに私は口下手で言葉足らずであり、決して要領よくこなせる方ではないです。また、上司より一年長くおりかつ下っ端なので、ある程度のことは聞かないでも自己完結できます(何かあったとしても自分で解決できます)。
しかし、報告なしで自分でスイスイやるのが気に入らない可能性があり、それが上司としては面白くないかもしれません。これについても、業務の幅が広過ぎて、各々が自分の仕事は自己完結でやらなければ到底終わらない状況にあり、半個人事業と化してます。
残業時間が多く突発的な仕事が多く逐一報告する余裕がない中で、そのクオリティを求められるのがしんどく、休日もあまり休まりません。
この状況で上司と上手くやっていく方法はあるのでしょうか?
(ニックネーム: くるりん)
2026年10月13日
31歳
男性

- 臨床心理士
- 公認心理師
★カウンセラーとして約15年の経験を持ち、子ども・若者支援や医療分野で心理検査・カウンセリングを行ってきました。
■ユースサービス協会(約2年)
・若者の引きこもり支援、居場所づくりを担当。
■スクールカウンセラー(約5年)
・小〜高校生の悩みに寄り添い、「変わりたい」「挑戦したい」気持ちをサポート。
・同時に幼児健診や診療所で、発達相談・子育て支援にも従事(約3年)。
■精神科病院(約5年)
・認知症・依存症の治療に関わり、心理検査・個別/集団カウンセリングを実施。
\カウンセリングのスタイル/
・認知行動療法をベースに
・考え方を柔らかく・行動を前向きに
・感情の整理、ストレス対処、自己主張の練習も取り入れます。
あなた自身の「力」や「魅力」を引き出しながら、よりよい未来へ、一緒に歩んでいけるカウンセリングを目指しています。
恋愛相談員の回答
「上司との関係」と「業務過多という環境」を分けて考えてみましょう。
丁寧に状況を言葉にしてくださり、本当にありがとうございました。日々とても過酷な環境で働いてこられたくるりんさんに、まずは深い敬意をお伝えしたいです。誰にも相談できず悩み続ける中で、こうしてご自身の状態を整理し、言葉にするだけでも大きなエネルギーが必要だったはずです。「この状況をなんとかしたい」「上司と上手くやっていきたい」という前向きな意思を受け止めて、回答させていただきます。
毎日遅くまで本当にお疲れ様です。周囲が残業続きの環境ということもあり、「もっと頑張って当然」と限界まで自分を追い込んでおられるのではないでしょうか。心も体も張り詰めた状態で、疲れ果てているのではないかと心配です。これ以上一人で抱え込みすぎないこと、ご自身を守ることも大切にしていただければと感じています。
◆現状で抱えている“辛さ”について◆
メールから、くるりんさんが厳しい状況で踏ん張っている状況がよく伝わってきました。平均21時までの残業、土日の突発的な出勤がある部署で、さらに「自分にだけ当たりが強い上司」と向き合わなければならないのは、精神的にも大きな負担です。
特に以下の点がくるりんさんを消耗させていると感じます。
・自分にだけ当たりが強く、理不尽さを感じること
・「説明できないと決裁を止める」という厳しい対応で残業が増える悪循環
・業務範囲が広すぎて孤立し、半個人事業のように責任を背負わされていること
・休日でも仕事が頭をよぎり、心身が休まらないこと
くるりんさんは「口下手で要領が悪い」と感じているようですが、だからこそ丁寧に誠実に仕事に向き合ってこられたのだと思います。不器用さは弱点ではなく、くるりんさんの誠実さという強みでもあるのでしょう。これほどの逆風の中で投げ出さず働き続けていることも、誠実さや責任感の証です。まず、ご自身の努力を認めてあげてください。
◆問題の整理◆
くるりんさんが最も苦しいと感じているのは、「膨大な業務量とスピードが求められる現場なのに、上司からは完璧な説明と報告を求められる」という「環境と要求のミスマッチ」です。報告を入れれば厳しく止められ、避ければ「自己完結している」と機嫌を損ねる。どちらを選んでも仕事が進まない状況が、くるりんさんを追い詰めています。
「上司との関係」と「業務過多という環境」を分けて考えてみましょう。俯瞰して、要素を整理することで、悪循環を少しずつ緩めるヒントが見えてくるかもしれません。
◆お互いの強みに目を向ける◆
くるりんさんは現場対応力が高く、責任感が強く、4年間の経験から「自己完結できる力」を身につけています。組織にとって不可欠な存在です。
一方、上司は合理的で頭が切れ、組織のルールやプロセスを重視するタイプです。くるりんさんが現場を熟知し、スピード感を持って動けるからこそ、「自分の知らないところで仕事が進むこと」への不安や焦りが、強い当たりとして表れている可能性もあります 。
◆「頼る」「かわす」「引き算」を取り入れる◆
これ以上くるりんさんばかりが我慢し続けなくていいように、以下の方法も試していただければと思います。
・同僚に助言を求める(頼る)
積極的に周囲に話を聞き、「上司を攻略するための知恵」を共有してもらいましょう。周囲を巻き込むことで、孤立を防ぐことができます。
・決裁前に10秒の「下聞き」を入れる(かわす)
途中段階で、「30秒の立ち話」という形で方向性を確認し、上司の「プロセスに関わりたい欲求」を満たすことで、本番で止められるリスクを減らします。
・産業医や上司へ相談する(引き算)
残業をしなければ絶対に終わらない業務量や、個人事業のようになってしまっている現状は、個人の問題ではなく、組織全体としてメスを入れ、対応していくべき構造的な課題です。これ以上の対応が心身ともに限界であることを、さらに上の上司や、職場の産業医、産業保健スタッフへ伝えていくことは、決してあなたの「甘え」や「わがまま」ではありません。遠慮することなく、周囲の専門スタッフに相談の声をかけてみてくださいね。一人で抱え込まず、外部の目を介入させることで、職場環境そのものの「引き算」という改善を組織に要求していきましょう。
◆くるりんさん自身の時間を最優先に◆
土日の呼び出しもある環境だからこそ、短い時間でも「自分だけの聖域」を守ることは大事です。
・勤務終了後の数分間、深呼吸をする
・就寝前の5分だけ、スマホを遠ざけてストレッチをする
・隙間時間に好きな音楽を聴く
体に「快」の刺激を取り入れることが、張り詰めた神経を少し緩めるきっかけになります。
◆これからの環境作りを周囲と一緒に考えていきましょう◆
くるりんさんは、自分1人でできる分は、十分すぎるほど頑張ってこられました。これからは周囲の力を借りながら、少しずつ荷物を降ろしていきましょう。くるりんさんが安心して働ける環境を整えるための一歩を、周囲を巻き込みながら、一緒に考えていければと思います。くるりんさんらしく笑顔で働ける日々を取り戻せるよう、心から応援しています。
回答した恋愛相談員
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