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弱いと思われたくないから、泣き虫を治したい
泣きたくないのに涙が自然に出るんです。ちょっと先生とかに怒られただけで涙が出てきます。それがすっごく嫌です。弱いとか思われたくないんです。どうしたら泣き虫が治りますかね。
2015年8月2日
15歳
女性
松田 たけおカウンセラーの回答
史織さま、はじめまして。
カウンセラーの松田です。
この度は無料メールカウンセリングへご投稿いただき、ありがとうございます。
弱いと思われたくない。
泣き虫を治したい史織さまのご相談に回答します。
先生に怒られることで、緊張してしまったのかな?
まず、知ってほしいのは、
涙が自然と出るのは、史織さまにとって自然な感情表現のひとつだということ。
わたしたち人間は、日々の生活で経験した情動を、喜怒哀楽の感情やさまざまな表情や全身の動きで表現しています。
嬉しければ、喜びに満ちた表情になりますし、イライラすれば目尻がつり上がり、悲しければ下を向いて肩を落とし、楽しければ口もとが緩んでニコニコします。
涙というのは、
このような感情を通して起こる人間の生理作用のひとつです。
嬉しくて泣いている人、怒りながら泣いている人、笑いながら泣いてる人、悲しみに暮れて泣いている人は、弱いから涙を流すのでしょうか?
史織さまは、
泣き虫だからすぐに泣いてしまうのではなく、先生から怒られたときに感じたストレスや緊張状態を、涙を出すことで自然に緩和調整しているのです。
また、人にはミラー(鏡)ニューロン(神経細胞)という、相手の感情を自分の感情のように映し出し共感する能力があることがわかっています。
涙を流すことで、史織さまの言葉にできない心の内を、先生や他の生徒は、共感という力で同じように感じとろうとする力が働いています(相手がどの程度共感するかは、それぞれの共感力にもよりますし、まったく反対の想いで受け取る人もいます)。
わたしたちは、他人の涙を見て、ちょっと言い過ぎたかな?とか、自分も同じように悲しい気持ちになったり、愛おしいと思ったり守ってあげたい気持ちなることだってあるのです。
つまり、涙を出すことは、史織さまにとって、無意識のコミュニケーションであり、ありのままを表現する方法のひとつでもあるのです。
泣き虫は治す病気ではないのです。
ですから、
なんで涙が出てくるのか?
どうしてほしかったのか?
ほんとうは、なんて言ってほしかったのか?
ご自身の心に優しく問いかけてみましょう。
ほんとうは、◯◯と言ってほしかったんだ。
もっと、優しく言ってくれてもいいのにって思ったんだ。
みんなの前で、そんな大声ださなくてもいいのにって思ったんだ。
「そうなんだ、そうなんだ。悲しかったんだね、わかってほしかったんだね」って、言葉にできなかった本当に想い、心の奥で見守っていたもう一人の史織さまと向き会え語りかけることができたとき、涙は弱いと忌み嫌うものではなく、史織さまを守ってくれていた大事な感情表現のひとつだったことに気づくことでしょう。
そして、人生においてさまざまな経験を積み、さまざまなストレス解消法を身につけていくうちに、自然と泣き虫もおさまることでしょう。
こんな歌があるんですよ。
涙の数だけ強くなれるよ。アスファルトに咲く花のように・・・(岡本真夜さん「TOMORROW」より)
新しいストレス解消法を身につけても、ご自分の素直な想いといつまでも仲良しでいられることを心よりお祈りしています。
最後まで、読んでいただきほんとうにありがとうございました。
松田 たけお
カウンセラーの松田です。
この度は無料メールカウンセリングへご投稿いただき、ありがとうございます。
弱いと思われたくない。
泣き虫を治したい史織さまのご相談に回答します。
先生に怒られることで、緊張してしまったのかな?
まず、知ってほしいのは、
涙が自然と出るのは、史織さまにとって自然な感情表現のひとつだということ。
わたしたち人間は、日々の生活で経験した情動を、喜怒哀楽の感情やさまざまな表情や全身の動きで表現しています。
嬉しければ、喜びに満ちた表情になりますし、イライラすれば目尻がつり上がり、悲しければ下を向いて肩を落とし、楽しければ口もとが緩んでニコニコします。
涙というのは、
このような感情を通して起こる人間の生理作用のひとつです。
嬉しくて泣いている人、怒りながら泣いている人、笑いながら泣いてる人、悲しみに暮れて泣いている人は、弱いから涙を流すのでしょうか?
史織さまは、
泣き虫だからすぐに泣いてしまうのではなく、先生から怒られたときに感じたストレスや緊張状態を、涙を出すことで自然に緩和調整しているのです。
また、人にはミラー(鏡)ニューロン(神経細胞)という、相手の感情を自分の感情のように映し出し共感する能力があることがわかっています。
涙を流すことで、史織さまの言葉にできない心の内を、先生や他の生徒は、共感という力で同じように感じとろうとする力が働いています(相手がどの程度共感するかは、それぞれの共感力にもよりますし、まったく反対の想いで受け取る人もいます)。
わたしたちは、他人の涙を見て、ちょっと言い過ぎたかな?とか、自分も同じように悲しい気持ちになったり、愛おしいと思ったり守ってあげたい気持ちなることだってあるのです。
つまり、涙を出すことは、史織さまにとって、無意識のコミュニケーションであり、ありのままを表現する方法のひとつでもあるのです。
泣き虫は治す病気ではないのです。
ですから、
なんで涙が出てくるのか?
どうしてほしかったのか?
ほんとうは、なんて言ってほしかったのか?
ご自身の心に優しく問いかけてみましょう。
ほんとうは、◯◯と言ってほしかったんだ。
もっと、優しく言ってくれてもいいのにって思ったんだ。
みんなの前で、そんな大声ださなくてもいいのにって思ったんだ。
「そうなんだ、そうなんだ。悲しかったんだね、わかってほしかったんだね」って、言葉にできなかった本当に想い、心の奥で見守っていたもう一人の史織さまと向き会え語りかけることができたとき、涙は弱いと忌み嫌うものではなく、史織さまを守ってくれていた大事な感情表現のひとつだったことに気づくことでしょう。
そして、人生においてさまざまな経験を積み、さまざまなストレス解消法を身につけていくうちに、自然と泣き虫もおさまることでしょう。
こんな歌があるんですよ。
涙の数だけ強くなれるよ。アスファルトに咲く花のように・・・(岡本真夜さん「TOMORROW」より)
新しいストレス解消法を身につけても、ご自分の素直な想いといつまでも仲良しでいられることを心よりお祈りしています。
最後まで、読んでいただきほんとうにありがとうございました。
松田 たけお
回答したカウンセラー
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