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「お墓の管理費、払えない…」年金暮らしの私にできること

墓参り行ったら姉が管理費払ってなく10年以上たっているから撤去して欲しいと
姉とは母が亡くなってから付き合いありません
姉の連絡先も分からずで連絡も取れないのです
私も年金暮らし体調も悪いので払うお金ありません

旦那に言ったら払うお金ないよ、とのことでどうすれば良いですか?

もっと早く言ってくれたら10年以上もたまると金額も高くなり、さらしにして新しいお墓買うお金もありません
どうしたら良いですか?
(ニックネーム: 秋707)

女性

2025年6月28日

65歳

女性

森田 陽子

カウンセラー

森田 陽子

  • メンタルヘルス・マネジメントⅡ種 ラインケアコース
  • メンタルケア・スペシャリスト

<資格>
行政機関の「女性のための電話相談員」
メンタルケア・スペシャリスト、メンタルヘルス・マネジメントⅡ種 ラインケアコース、
夫婦カウンセラー、高齢者コミュニケーター、認知症介助士、生前整理・整理収納アドバイザー、マリッジアドバイザーなど

<経歴>
大阪外国語大学(現大阪大学)卒/外資系企業勤務をへて英会話講師、翻訳の仕事に携わる。
行政機関の「女性のための電話相談員養成研修」で2年半カウンセリングを学び、2001年から電話相談に携わる。
DV、デートDV、離婚、恋愛、子育て、介護、母娘問題などに対応。

コーチトレーニングプログラム2年終了。2004年(一財)生涯学習開発財団認定コーチ資格取得。
留学、転職、キャリアアップ、時間管理、人間関係改善、終活などに対応。 
DV防止啓発ファシリテーター養成、賢い患者になるためのコミュニケーション、グリーフケアなど学び、
主に女性を支援。カウンセリング・コーチングで電話・面談・メール相談歴20年以上。
母娘問題研究家として電子書籍を出版。

恋愛相談員の回答

 ご先祖に申し訳なくても、支払う余裕がないときの選択肢

秋707 様

お墓参りに行って、突然知らされた真実。さぞ驚かれたことでしょう。管理費の請求書は毎年届いていたはずで、きちんと支払われていると思っていたのに......。ただ単に忘れていたという話ではないように思えます。それがお姉様の選択だったのでしょう。

管理費が10年以上も未払いとなれば、金額も高額に。突然の通告に、どうしたらいいか、気持ちの整理ができないのも無理はありません。お墓を大切にしたいお気持ちはあっても、日々の暮らしや健康問題から、お墓の維持管理が難しくなることは、それほど珍しいことではありません。

お墓参りに行くと、墓石に「縁者の方は連絡してください」というお知らせを見ることが増えました。連絡がつかないと、寺や霊園の管理者が撤去するという流れになるのでしょう。

最近では「お墓じまい」や「永代供養」を選ぶ方も増えてきました。その理由は「子や孫に負担をかけたくない」「経済的に厳しい」というものです。お墓のあり方そのものを見直す動きも進んでいます。
しかし、墓じまいも、結構な費用(30万〜300万円)がかかります。管理費10年分より高額になりそうです。

秋707様は、「ご先祖に申し訳ない」「自分は冷たい人間ではないか」という“罪悪感”も多少おありかもしれません。しかし、支払う余裕がないとのこと、その揺れるお気持ちを整理するために3つの選択肢をご紹介します。

1.「撤去して手放す」ことを、前向きな選択として受け入れる

これは、「ご先祖様を大切に思っていない」ということではありません。
お墓の維持が負担になったとき、それを手放すという決断も、近年では自然な流れになっています。永代供養や合葬墓、自治体の共同墓など、費用を抑えた新しい形もあります。

「ありがとう」「ここまで守ってこれてよかった」という気持ちを心の中で伝えることで、ご先祖様とのつながりは消えません。


2.「誰かに相談しながら分担・交渉の道を探る」

「ご先祖が宿っているお墓は自分だけのものではない」と考えてみましょう。お姉さんとは連絡がつかないのなら、親戚に協力してもらえないかどうか相談してみてはいかがでしょうか。
また、菩提寺や霊園の管理事務所に事情を丁寧に話せば、分割払いや免除制度、遺族の連絡調査など、何らかの対応策を教えてくれる場合があります。
市区町村の「無料法律相談」や「高齢者支援窓口」に相談する方法もあります。

親戚はみな高齢で協力が得られない場合、お姉さんと連絡がつかない場合、「ひとりで決めることができるのは、かえって好都合」とも考えられます。


3.「保留にして、今は動かない」

体調がすぐれない今、無理を重ねることは避けたいもの。
何もすぐに決めなくても、「今の暮らしを守る」ことを優先していいのです。
管理側から督促が来たときに、改めて話し合ってみてはどうでしょう。「今の私にできることを、できる範囲でやればいい」と思って、自分を責めないこと。


少し古いデータですが、ご紹介します。
お墓の承継者が不在(又は連絡がつかない)となった無縁墓(無縁仏)を墓地・霊園管理者が撤去して共同供養塔などに納骨した数は、2007年度から2016年度の10年間で計35,383件。年平均で約3,500件の無縁墓(無縁仏)が処理されていることになります。その後、加速度的に増加傾向。

「無理をしてでも支払う」と決めざるを得ない場合でも、まず上記の相談機関に相談してみてください。おできになる範囲で、なさればいいと思います。 

ご先祖様も、秋707様とご家族が不幸になることは、望んでいないはずですから、生きている秋707様とご家族を優先していいと思います。
その選択もまた、「いのちをつなぐ供養のかたち」です。



森田陽子

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