しつこい彼から逃げた

マミ猫さん、はじめまして、カウンセラーの金城と申します。

彼と復縁して行くために何が必要なのかを、ご相談内容の文面から分析を行い、また、男性心理やフランスという国柄の文化的側面を含めて考察していきたいと思います。よろしくお願いいたします。

料理教室のアシスタントから、彼と交際→仕事でもプライベートでも、良いパートナーであったということですね。
ということは、彼の元からマミ猫さんが離れた後、彼は仕事をしていても、マミ猫さんとのことを思い出して辛い思いをなさったでしょうし、仕事が終わった後の余暇の時間も、やはりマミ猫さんのことを思い出して非常に辛い思いをされたことでしょう。

お店をだす時も手伝ってくれた→男性は大事に思う人のために、喜んでもらいたいと、自分のことを顧みず、色々と関わるものです。
その後、マミ猫さんからの愛が自分が深く関わってあげた分、多くの愛が返って来るものと期待していたと思います。

あまりにも、しつこくされたので彼から逃げた。→仕事でも、プライベートでもマミ猫さんのために尽力されてきた経緯があり、更にはマミ猫さんが、お店を出すのも手伝ったのに、マミ猫さんが彼から逃げたということは、彼の目線からすると、利用された！とか騙された！と感じられたかもしれません。

更に、彼がしつこいというよりも、そもそも、フランスの国柄としての文化的側面があって、しつこいと感じる関わり方になったのではないでしょうか？

フランス人の男性は、愛情表現が豊かで有名です。

例えば、恋人への呼びかけ表現も豊富で、僕の愛しい人、僕の愛する人、僕の天使など様々な呼び方がありますし、僕のお姫様という表現も年齢を問わず頻繁に使われるものです。

このように、「僕の」と、呼びかけの表現をするぐらい、普段から愛する人を自己所有したいとする想いがかなり強いことがわかると思います。

また、フランスの女性は、子どもの時代から、プリンセス扱いを親からされますし、その後、彼氏からもされます。更に、レディーファーストの文化に慣れているフランス女性が、気が強くワガママだと言われるのは自然の流れです。

フランス男性はそんなフランス女性に振り回されながらも、積極的に男性がプッシュして恋がヒートアップしていきます。そうした国柄の文化的側面がありますので、マミ猫さんにしつこくすることになっていたのではないかと思います。

前述のことも含めて考えていきますと、積極的に関わった（しつこい）のに、色々としてあげたのに、利用されて、逃げられたというものを感じていたとすると、彼は死ぬほど落ち込んだのではないでしょうか？

そう考えると、彼と元の鞘に戻るためには、マミ猫さんからの必死の態度を見せて行かなければならないことになります。

人としての信用を失っていることもあるかと思いますので、そこからやり直して行くくらいの、マミ猫さんからのアプローチが必要と思われます。

会いにいくといったら、一人でいたい→前述のような理由から 、マミ猫さんのことをシャットアウトしておられるものと思われます。しかし、この言葉の背景を見るようにして行くと、マミ猫さんが今後どのようにして行かなければならないか、見えてきたのではないでしょうか？