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夫のワガママに我慢も限界。黙って耐えてきたが、モラハラでは?

昨夜、明日の朝ごはんカレーにしてと言うのでカレーを作りました。
野菜を煮崩れるまで夜寝るまで煮込んでおけと言います。私はしばらく煮てやわらかくなったので火を止めていたら、夜11時頃に起きてきて、火ついてねぇじゃん、煮込んでねぇじゃん、明日の朝カレーもういららねえ、違うもの作れと。
は?と思いました。やわらかくなったから火を止めていたのです、寝るまで煮込んでいたらどろどろです。

次の日の朝食はカレーを出しませんでした。ずっと黙っていた旦那は、仕事に行く前に、なんでもっと煮込まないの?と聞きます。
私はもう、野菜もやわらかかったし、ずーっと煮ていたらどろどろだよと言うと、何で昨日それを言わないの?と。
夜の寝起きで一方的に、もうカレーいらねぇと言い放ってったのはそっちだし、そんなこと言わなくても、みればわかるでしょと思いました。
私は我慢できず、もう、カレー食べなくていいよ、パパにはもうカレー作らないよと言いました。
旦那は、おお、食わねぇよ、じゃ、レトルトカレーたくさん買っとけと。食べたかったら自分で食べたいぶん買ってよ。とわたしも言い返してしまいました。

わたしも我慢には限界があります。今までなら私はだまってしまっていました。
今朝は、今までのわたしを変えようと思って、言ったことです。

旦那はそのまま仕事に行きました。こんなことを言われていたのはしょっちゅうでした。
つくづく、ほんとにくだらない、カレーの煮込む煮込まないくらいのことで言い合いをしてる自分がちっちゃくて、そんなことをぐだぐだ朝から言ってる旦那のこともほんとに嫌だから、今朝は旦那に、もういいよ、もうやめようよと言う感じで言ったことです。

むこうはどうとらえたか。これ、モラハラと言えますか?これで、出ていけと言われたら、わたしは出ていきます。
こういう人、他にいますか?対処、どうしたらいいてすか?

女性

2020年5月7日

50歳

女性

森田 陽子

カウンセラー

森田 陽子

  • メンタルヘルス・マネジメントⅡ種 ラインケアコース
  • メンタルケア・スペシャリスト

<資格>
行政機関の「女性のための電話相談員」
メンタルケア・スペシャリスト、メンタルヘルス・マネジメントⅡ種 ラインケアコース、
夫婦カウンセラー、高齢者コミュニケーター、認知症介助士、生前整理・整理収納アドバイザー、マリッジアドバイザーなど

<経歴>
大阪外国語大学(現大阪大学)卒/外資系企業勤務をへて英会話講師、翻訳の仕事に携わる。
行政機関の「女性のための電話相談員養成研修」で2年半カウンセリングを学び、2001年から電話相談に携わる。
DV、デートDV、離婚、恋愛、子育て、介護、母娘問題などに対応。

コーチトレーニングプログラム2年終了。2004年(一財)生涯学習開発財団認定コーチ資格取得。
留学、転職、キャリアアップ、時間管理、人間関係改善、終活などに対応。 
DV防止啓発ファシリテーター養成、賢い患者になるためのコミュニケーション、グリーフケアなど学び、
主に女性を支援。カウンセリング・コーチングで電話・面談・メール相談歴20年以上。
母娘問題研究家として電子書籍を出版。

恋愛相談員の回答

モラハラ夫には心の距離をとることが必要。聞き流しとリクエストで対処。

ぽん 様

エキサイトお悩み相談室の森田陽子です。ご相談をお寄せいただき、ありがとうございます。

 お怒りごもっともです。「カレーを煮込むか煮込まないくらいのことで言い合いをしてる自分がちっちゃくて」と、ご自分を責めることはありませんよ。これまで黙って耐えてこられた日々を思うと、心が痛みます。
新型コロナウィルスの感染拡大を受けた緊急事態宣言以後、家庭内のストレスが高まり虐待やDVの相談件数も増加しています。コロナ離婚も話題になるほど夫婦関係のストレスレベルがさらに高まり、悩んでおられる方は多いです。

 お気づきの通り、これはモラハラです。言葉や態度による暴力は、精神的暴力、精神的DV。「精神的暴力」という言葉と「自分が受けている仕打ち」を結び付けて考えにくく、気づきにくいものです。「殴られてないだけマシ」という話ではありません。夫さんの顔色をうかがい、言いたいことも言えず、したいこともせず、すべて夫さんの気に入るように動き、自由が奪われていると感じておられることでしょう。つまり、ぽん様を怖がらせたり、苦痛を与えたりすることで思い通りにコントロールし、支配する。これが、暴力の目的です。突然、些細なことで怒り出し、「俺は怒りたくて怒っているのではない」「失望させるな」という言葉や態度を繰り返し、すべてをぽん様の落ち度が原因と執拗に攻めます。怒らせないようにと気を使えば使うほど、支配から抜け出すのが難しくなります。男尊女卑的な考え方の男性には、こういう傾向の人が多いです。

 継続性があり、指示命令的な話し方をする、理由も聞かずにキレる、「なぜ言わなかったのか」と責めるなど、今回のご相談にもありました。自分の意見を言うと「逆らう」とみなし、「怒らせるお前が悪い。言わないお前が悪い」と責めるのは、あまりに一方的。ぽん様は、夫さんが気づかない名もなき家事を黙ってこなし、夫さんが何か失敗をしても指摘しないで黙って処理をしてこられたと思います。なのに、あなたの失敗(相手の解釈)は、容赦なく責めるのはおかしなこと。自分は注意を受けないから完璧と思い込み、妻の落ち度を見つけ怒ることで、自分の優位性を保ちたいのです。

 今回のカレー事件では、「昨夜、明日の朝はカレーにして」「野菜を煮崩れるまで夜寝るまで煮込んでおけ」と指示命令。
「夜11時頃に起きてきて、火ついてねぇじゃん、煮込んでねぇじゃん」
「火がついてない」=「煮込んでいない」と短絡的に考え、煮込んで完成しているとは思わない。「自分の指示に従ってない」→「軽んじている」→「なめられてたまるか!」
「明日の朝のカレーはもういらねえ」と、注文したカレーを食べることを拒否。
「違うもの作れ」と新たな命令。そういう流れですね。
できたカレーを見て、「もうちょっと煮込んでくれる?」とならないのは、彼の自己肯定感の低さ、コンプレックスの強さから、即攻撃モードに入ったからです。「寝るまで煮込む」という指示に従って、どろどろになってしまったら?
「そばで見てなかったのか!」と怒りそうですね。つまり、どっちを選んでも、怒ります。
だから、ぽん様のやりたいようになさるほうがいいですね。

 翌朝、ずっと黙っていた旦那が仕事に行く前に聞いた「なんでもっと煮込まないの?」は、素朴な疑問という感じでしたか?「何で昨日それを言わないの?」というのは、責めるような口調? ただ理由を知りたいというような感じでしたか? 話し方のトーンがどうだったかわかりませんが、本当にわからない人なのかもしれません。だから、「もういいよ、もうやめようよ」という感じで言ったことも、違うとらえ方をしていると思います。

 いずれにしても、続きの話ができたことは、ぽん様にとってよかったと思います。
「カレーをもう作らない」と宣言し、夫さんが「レトルトカレーたくさん買っとけ」と言い、「食べたかったら自分で食べたいぶん買ってよ」と返すことができた! これは、いい展開ですよ。口に合わないものを買ったら文句を言われますから、それを回避できたわけです。夫さんが自分で食べたいものを選んで、食べ比べる楽しみを見つけられたらいいですね。

 「これで出ていけと言われたら、わたしは出ていきます」とのこと。覚悟を決められたようですが、「出ていけ」と言われても「そう思ってるのね」という感じで聞き流してください。出ていくなら、情報収集をして準備してからです。ぽん様にとってのベストなタイミングにしましょう。けれど、暴力、暴言がひどい場合は、その限りではありません。早く逃 げたほうがいいです。地域によって行政サービスや支援は違いますので、居住地域の専門機関に相談してみてください。

 今回、「レトルトカレーを買って来て」とリクエストできたことは、ひとつの成功体験! これからは、これまで抑えてきたことを少しずつ言ってみましょう。一回にひとつずつ、短く、わかりやすい言葉でリクエストしてみましょう。リストアップしたり、口に出して練習しておくと、とっさのひとことが上手く言えます。夫さんが怒っても、相手の感情は相手の領域のこと、自分の領域のことではないと、相手の感情に飲み込まれないよう境界線を引き、しっかりと心の距離をとりましょう。

 「社会的距離はとっても、心の距離はとらないように」とTVで何度も言っていますが、こういうモラハラ夫に対しては、しっかりと心の距離をとることが必要です。無理をしないで、少しずつ新しい習慣を身に着けていきましょう。

 これからの未来が、ぽん様にとって明るいものとなりますように祈っております。

森田陽子

 

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