30代大学生/予期せぬ「付きあってください」の言葉に不安
今さら、住んだこともない土地の大学で学生をしている妙齢女子です。ひとまわり以上も若い同級生と楽しく過ごしていますが、やはり、恋愛もしたくて、マッチングアプリに登録しました。そこで仲良くなった同じ年齢の男性と食事に行き、酔った流れでカラダの関係になってしまい、「きっとまたカラダの関係で終わりだな」と諦めていたら、むこうから、付き合ってくださいと申し出がありました。そのときはそこまで想っていなかったものの、まぁいいか、と思えたのでお付き合いすることになりました。今、2週間が過ぎたところです。
私、恥ずかしながら、社会人になって以降で「付き合いましょう」と約束してお付き合いしたことがありません。勢いで寝てしまい、その場限りということも少なくありませんでした。なので、このコトバ自体にどのくらいの拘束力があるのか、全く見当がつかないで、むしろ不安でいっぱいになっています。「付き合うって、どのくらいの頻度で会うの?」とか、「こんなに毎日連絡していいんだろうか?」とか、そんなことで悩んでしまいます。また、相手がまだ、私たちの出会ったマッチングアプリを継続していて、わりと頻繁にチェックしている(誰かと連絡をとっている?)ことを、こっそりと判明してしまったのも不安材料になっています。
なんとなく、これまでと同じで、自然に消滅してしまうのかなーと、諦めモードが入ってきています。本当は、じっくりと付き合い続けて、相手といることが自然になっていくのを望んでいるのですが、不安が爆破しそうで、自分から壊しそうでこわいです。どうやって自分をコントロールすべきかわかりません。
(ニックネーム: さと)
2018年1月22日
38歳
女性
- メンタルヘルス・マネジメントⅡ種 ラインケアコース
- メンタルケア・スペシャリスト
<資格>
行政機関の「女性のための電話相談員」
メンタルケア・スペシャリスト、メンタルヘルス・マネジメントⅡ種 ラインケアコース、
夫婦カウンセラー、高齢者コミュニケーター、認知症介助士、生前整理・整理収納アドバイザー、マリッジアドバイザーなど
<経歴>
大阪外国語大学(現大阪大学)卒/外資系企業勤務をへて英会話講師、翻訳の仕事に携わる。
行政機関の「女性のための電話相談員養成研修」で2年半カウンセリングを学び、2001年から電話相談に携わる。
DV、デートDV、離婚、恋愛、子育て、介護、母娘問題などに対応。
コーチトレーニングプログラム2年終了。2004年(一財)生涯学習開発財団認定コーチ資格取得。
留学、転職、キャリアアップ、時間管理、人間関係改善、終活などに対応。
DV防止啓発ファシリテーター養成、賢い患者になるためのコミュニケーション、グリーフケアなど学び、
主に女性を支援。カウンセリング・コーチングで電話・面談・メール相談歴20年以上。
母娘問題研究家として電子書籍を出版。
恋愛相談員の回答
その場限りで終わった過去の経験を忘れ、新しい関係を築くスキルを磨きましょう。
エキサイトお悩み相談室、カウンセラーの森田陽子です。
さとさまが、学生生活を楽しんでおられるご様子が目に浮かぶようです。
さとさまは、前向きで、行動力のある方だとお見受けいたします。
同級生からエネルギーをもらって、ますます若々しくなっておられることでしょう。
計画された通りに、新しい環境で学生生活を始め、充実した生活を送っておられますね。
けれども、そういうものがすべて手に入ってみれば、何だか物足りない感じも出てきた。
そんな折、マッチングアプリで同年齢の男性と親しくなられたのは、
ごく自然な成り行きだと思います。
会話も弾み、安心感もあったのでしょう。
最初、さとさまは、継続的関係をあまり期待していなくて、
「付き合ってください」の申し出に対しても、「まぁいいか」程度のお気持ちでした。
2週間たったいま、「不安が爆発しそうで、自分から壊しそうで、こわい」とさえ思うほど。
「いままでにないパターンで、どう対応していいかわからない。
こんな不安定な状態は落ち着かないからイヤ。いつもの自然消滅パターンのほうが、
慣れているぶん耐えやすい」と思っておられるようです。
「付き合うこと」の定義が、わかれば少しは安心できるとお考えのようですが、
こればかりは、人それぞれ。
連絡の頻度、会う頻度についても、個人差がありますね。
お互いの考え方、心地よい距離感を見つけていく必要があります。
今回は、関係継続のためのスキルを磨くいい機会と考えてみましょう。
いつもと違うパターンなので、さとさまにとっての新しい挑戦になります。
「付き合ってください」と言われたら、他の人と付き合う自由がなくなりますし、
お相手にも、同じことを求めますね。
「付き合ってください」と言われ、その男性に選ばれたと思った瞬間から、
受け身になって、守りの姿勢になってしまうことはよくあります。
頻度については相手にストレートに聞いてみて、話し合うのも一案。
遠慮して黙っていては、誤解のもと。
疑心暗鬼で疲れ果て面倒くさくなって、関係を壊したくなってしまったりします。
もともと、さとさまが、それほど期待もしていないお相手です。
相手を観察しながら、トライ&エラー、実験のつもりで心に余裕を持って、
付き合って行けばいいと思います。
何度もケンカして、何度も仲直りして、信頼関係が深まっていきます。
ケンカもできないようでは、かえって心配です。
若い学生たちとうまくやっておられるさとさまなら、きっと大丈夫。
適度な距離感が、わかるでしょう。まだ2週間です。
お相手を観察しながら、じっくりといい関係をつくっていきましょう。
ひとつだけ少し気になることがあります。
とても行動的で実行力のあるさとさまは、自分軸もしっかりお持ちなのに、
男女関係においては、自己肯定感が低いように見受けられます。
「幸せになっていい」と自分に許可を出していますか?
「どうせまた失敗する」という思い込みが、邪魔しているように思います。
これまでの自然消滅も、そのあたりが原因かもしれません。
「本当は、じっくりと付き合い続けて相手といることが自然になっていくのを望んでいる」のですから、ご自分の気持ちに正直になって明るい方へ向って進みましょう。
新しい街で学生生活も始めた行動力のあるさとさまですから、古い思い込みを捨てて、
もっとご自分に自信を持って、お相手との新しい関係を作っていきましょう。
応援しています。
森田陽子
回答した恋愛相談員
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