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男尊女卑・セクハラ言動に傷ついた中学生/祖父への対応

こんばんは


私の家は親が離婚しており片親で、今は母方の祖父の家に住んでいます。
祖母は昔に亡くなっており
家には母、兄、私、祖父が住んでいます。

昔から祖父は人の話を聞かず、自分が正しいと思っているようで、
昔はああだったこうだった
今の時代はダメ。
新しいものはすべて拒否です。

祖父は母に働け働けとうるさく、
逆に母が働いていて、
なかなか家に居ることがないと、
私になかなか家に帰らないことをチクチク嫌味を言ってきます。
そのお陰で私は祖父が大嫌いです。

その他に去年に、忘年会がありました。(母は参加してません)

酔いがまわったのか
そこで、家族以外の他人の居る中
昔はああだったこうだった等と言い出しました。
それだけならいいのですが、
昔の風俗のことを私に向かって語りだし、
性病がどうの女がどうのと昔と今を比べたり、
女の私の前で女を下に見ている発言をしました。

その後に同じ席にいたあまり面識のない男の人に
〇〇ちゃんも性交するときは気を付けないといけないよって、、、

ほんと余計なお世話です。

男の人からセクハラ?されるのは、始めてでとてもショックでした。
家に帰って部屋に籠り泣いていました。

母に相談したくても中々言いにくく、
言ったとしても、あまり取り合ってくれなさそうです。
学校の先生にも、
そんな家族が居ると思われたくなくて、言いづらいです。

そんな中、またまた色々と言ってきました。
本当にめんどくさいです。
こんなこと思っちゃ駄目ですけど、
早く消えないかなとか、死なないかなとか
色々と考えてしまいます。

引っ越しをしてもらうのが一番だと思いますが、まだ私がバイト等をできる年ではなく、
生活するだけで精一杯です。

本人に言おうにも怒鳴られたり殴られたりと思うと
嫌なので言えません。

こんな祖父はどうしたらいいですかね?
私が自立するまで我慢するしかないんでしょうか。

女性

2017年6月26日

14歳

女性

森田 陽子

カウンセラー

森田 陽子

  • メンタルヘルス・マネジメントⅡ種 ラインケアコース
  • メンタルケア・スペシャリスト

<資格>
行政機関の「女性のための電話相談員」
メンタルケア・スペシャリスト、メンタルヘルス・マネジメントⅡ種 ラインケアコース、
夫婦カウンセラー、高齢者コミュニケーター、認知症介助士、生前整理・整理収納アドバイザー、マリッジアドバイザーなど

<経歴>
大阪外国語大学(現大阪大学)卒/外資系企業勤務をへて英会話講師、翻訳の仕事に携わる。
行政機関の「女性のための電話相談員養成研修」で2年半カウンセリングを学び、2001年から電話相談に携わる。
DV、デートDV、離婚、恋愛、子育て、介護、母娘問題などに対応。

コーチトレーニングプログラム2年終了。2004年(一財)生涯学習開発財団認定コーチ資格取得。
留学、転職、キャリアアップ、時間管理、人間関係改善、終活などに対応。 
DV防止啓発ファシリテーター養成、賢い患者になるためのコミュニケーション、グリーフケアなど学び、
主に女性を支援。カウンセリング・コーチングで電話・面談・メール相談歴20年以上。
母娘問題研究家として電子書籍を出版。

恋愛相談員の回答

祖父への対応3つのポイント/自立に向けて力をつけるために相談を活用

すずさま、ご相談ありがとうございます。

すずさまと同じ年頃、私も祖父や叔父叔母と同居していたので、
毎日のストレスを思うと、心が痛みます。

「昔から祖父は人の話を聞かず、自分が正しいと思っているようで、
昔はああだったこうだった。今の時代はダメ。新しいものはすべて拒否」、
「祖父は母に働け働けとうるさく、逆に母が働いていて、
なかなか家に居ることがないと、私になかなか家に帰らないことを
チクチク嫌味を言ってきます。そのお陰で私は祖父が大嫌いです」とのこと、
すずさまが、おじいさまのことを嫌うお気持ち、よくわかります。

昔のことを美化したり、自分が正しいと思い込み、人の言葉を聞こうとしない人は、
悲しいけれど、たくさんいます。
お母さまに「働け」とうるさくいいながら、なかなか家に帰ってこないと、
「自分のことをほったらかしにして」と思って、嫌味を言ったりする。
お母さまに対する「ねぎらいやいたわりの気持ちがない」と、
すずさまは、心を痛めておられるんですね。
お母さまを気遣うすずさまの優しい気持ちが伝わってきます。
「おじいさまの言葉は矛盾だらけ」とも気づいておられるから、
やりきれないのですね。

「本人に言おうにも怒鳴られたり殴られたりと思うと嫌なので言えません」と
ありましたから、言葉による精神的暴力だけでなく、肉体的暴力もあると
いうことですか? 
家の中で安全が保障されていないと、緊張がずっと続き気持ちが休まらないですね。
おじいさまの行動がエスカレートする前に、至急相談した方がいい問題だと思います。
これは、虐待です。

忘年会のときの出来事も、ショックでしたね。
おじいさまの話も、セクハラです。
「女の私の前で女を下に見ている発言をしました」とのこと、
男が上、女が下という考え方が、根っから染みついているのです。
まるで、モノ扱いです。
そのような男尊女卑的な考え方の人は、お酒を飲んでいない状態でも、
性にまつわる話を平気でします。
当然ながら、セクハラ発言という意識もありません。
いったん、お酒が入ると、自慢話的なセクハラ発言が、ひどくなります。
余計なアドバイスをした人も、まさか泣くほどショックを与えたなんて、
思ってもいないでしょう。
だから、同じような場面でまた同じようなことを言う可能性が大です。
日本社会は、「酒の上のことだから」と寛容ですから、
お酒の入る席に参加するときは注意しましょうね。
お母さまが、同席なさっていたら、多少遠慮しただろうから、
あまり面識のない男の人にまで余計なことを言われずに済んだかもしれません。
しかし、おじいさまの発言は止められなかったでしょう。

本当は、セクハラする人がいちばん悪いのですが、自分を守る知識も身につけて、
自立する日に備えましょう。

いまの状態を改善するために、できることは3つ。
1. 同じ空間にいないこと/変な話をする人がいたら、その場を立ち去る。
2. 相談する/できれば専門知識のある人とつながること
3. 自立に向けてのプランをつくること

セクハラと言えば、とある高校での運動部のセクハラ事件が報道されました。 
女子部員に全裸を強要し、セクハラ発言を繰り返したという顧問の話です。
立場を利用してのセクハラは、許されるものではありません。
しかし、困ったことにこういう男性は、年齢にかかわらずどこにでもいるのです。
何度注意されても直らないのは、やってはいけないことという認識が、
まったくないからです。
おじいさまの場合も、忘年会の人の場合も同じです。
相手が不快に思うことなど想像もできないのです。
すずさまが、勇気を出して抗議しても、何が悪いのかわからないでしょう。
これ以上不愉快な思いをしないためにできることは、
できるだけ接触回数を減らすことです。
同居しているので難しいかもしれませんが、同じ空間にいないこと。
そして、抗議したいときは、しっかりと抗議できるように、
言葉も用意しておきましょう。
親しい間柄の人から受ける性被害のほうが、知らない人から受ける性被害よりも、
はるかに多いのです。

誰か相談できる人を見つけておくことをお勧めします。
行政などの児童虐待、女性相談などの専門機関でも、相談に乗ってくれますので、
気軽に電話してみましょう。
保健の先生、養護の先生、スクールカウンセラーなど、
周りに信頼できそうな人はいませんか?

ちょうど部活顧問のセクハラ事件があったので、そのことを話題にして、
聞いてみるのはいかがでしょう?
話しやすそ うだったら、「じつは、親戚の子が困っている」と言ってみて、
大丈夫そうと思えたら、「うちのおじいさんも」というふうに話を進めてみると
相談しやすいと思います。
ひとりで抱え込むとしんどくなるので、誰かの助けを借りてください。
そのほうが、心強いですし、言葉で説明できる力をつけることができます。

おばあさまが早く亡くなられたとのことですから、娘であるお母さまが、
おじいさまの妻がわりになって長くお世話なさってこられたのでしょう。
おじいさまにとって「家に住まわしてやっているのだから、世話をして当然」と
思っているかもしれませんが、お母さまは、家賃分以上に働いてこられたと思います。
おじいさまは支配的なので、お母様ご自身も逃げ出したいと思ってはいても、
高齢のおじいさまを置いて出て行けないとも、思っておられるのでしょう。
介護問題も絡んできます。
すずさまが、おじいさまの介護にかかわる可能性もあるのですから、
お母さまが今後の生活をどうされるつもりか、お兄さまと一緒に話を
聞いてみてはいかがでしょう。
自立のためには、そういうことも視野に入れておきましょう。

すずさまは、忙しいお母さまに話がしにくいと遠慮なさってるようですが、
娘がこんなに悩んでいるのなら、何か力になりたいと思うのではないでしょうか?
口で言いにくかったら、手紙を書いてみるのもいいと思います。
もし、すずさまの期待通りの対応をしてもらえなかったとしても、
相談できたことは、すずさまにとっては一歩前進です。
こうして、相談メールをくださったことも、勇気ある行動です。

経済的に自立できるのは、まだ先の話ですが、
それまでに、できることを少しずつやっていきましょう。

おじいさまのような家族がいると知られたくないという気持ちはわかりますが、
秘密を守ってくれる相談相手を見つけ、たくさん話をすることが、
すずさまの助けになると思います。
問題が大きくなる前に専門機関に相談するのが、ベストです。

回答した恋愛相談員

森田 陽子

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森田 陽子

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