義兄による卑猥な電話

ぎんぎつね様


貴重なご相談を、ありがとうございました。

ぎんぎつね様の不快な思いを私も感じつつ、お答えいたします。

まず、電話を掛けてきた相手ですが、確実に義兄様だと
決まったわけではありませんが、
ぎんぎつね様と義兄様との間に心理的な亀裂があることは
確かですので、
ここでは相手が義兄様としてお答えします。

そうなると、これからまったくご主人のご実家と
付き合わないわけにはいきませんし、
深く悩むところですよね…。

好きなご家族がいらっしゃるなら、なおさらです。

同じ女性として、卑猥な言葉を電話で聞くことがどれほど不快かが、
よく分かります。
これは、弱者に対する言葉の暴力です。

暴力ですので、受けた側は、恐怖感や嫌悪感を感じて当然です。

いたずら電話を掛けてきた時、義兄様は、ぎんぎつね様を弱者とみなしていました。
ぎんぎつね様は弱者なので自分の立場は安全なのだと、誤信していたはずです。
ですので、ぎんぎつね様が勇気を出して口にされた「お兄さん」の言葉に、
大変驚かれたことでしょう。

正体を知られた驚きももちろんありますが、
そこには、果敢にも正体を突き止めようとしているぎんぎつね様の強さが、
表れていたからです。

今後、義兄様と会うことがありましたら、
ぎんぎつね様は毅然とした態度と、
「自分は決して弱くはない」という強いお気持ちを保つようにしてください。

会話をすることがあるようでしたら、できるだけ堂々と力強く、
相手の目を見て話すことを心掛けるようにしてください。

そうすることで、ぎんぎつね様が弱者ではないことが、
よりはっきりします。

いたずら電話を掛ける気持ちに、なりにくいでしょう。


上記の「強さを保つ」ことをふまえて、ご主人のご実家へは、行った方が良いです。

避けるばかりでは、ぎんぎつね様の中で想像がふくらみ、
ますます恐怖感や嫌悪感が強くなってしまうからです。

大変な勇気が必要だとは思いますが、ご主人の他のご家族とは、これまで通りお付き合いを続けて下さい。

くれぐれも、義兄様と関わる時には「弱者ではない」という強いお気持ちを、忘れないでいてください。

それでも、もしも再び電話が掛かってくるようであれば、また別の対策方法を考えましょう。


人は必ず変化しますので、義兄様も、そのようなことをしてしまったご自分を恥じて、
「ひどいことをした」と、いつか反省されることがあるかも知れません。

いつの日か、わだかまりが解けることになると良いですね。


ここでは、義兄様をいたずら電話の相手として考えてきました。

もしもぎんぎつね様が「義兄とは違う」と思うことがありましたら、
すぐにも心の中で「ごめんなさい」と謝り、
通常に接してください。

本当は、相手が義兄様でないことが一番望むところだと思います。


この度は、当サイトにご相談を頂いて、本当に、ありがとうございました。

ぎんぎつね様に心の平穏が取り戻せますことを、心より、お祈り申し上げます。

また、ぎんぎつね様のお悩み解決のため、お力になれましたら幸いです。


カウンセラー　隈元 麻愉美