恋愛依存症とは？依存する原因と克服する方法まとめ

あなたの中で「自分を見失っている感覚」に悩んではいませんか？

連絡が来ないだけで胸がざわついたり、恋人の一言に一喜一憂してしまったり。

気がつけば相手のことで頭がいっぱいで、自分の時間や気持ちを置き去りにしているのではないでしょうか。

「これって恋愛依存症なの？」「もしかして自分だけ？」と感じたことがあるなら、きっとお役に立てるはずです。

この記事では、恋愛依存症の特徴や原因、克服するための具体的な方法までを丁寧に紹介します。

少しでも自分らしく健やかな恋愛を取り戻せるように、そんな思いを込めてお届けしますので、ぜひ参考にしてください。

恋愛の悩みを話せる恋愛相談員を探す

おすすめ相談員

• 

  美波 ゆう

  復縁の方法と可能性 / 婚外恋愛・W不倫等 / 不安や恋愛癖を治す / 片思い・失恋・恋愛 / 男性＆女性深層心理

  プロフィールを見る

• 

  貴井　杏

  片思い / 恋愛テクニック / LINEの送り方 / 復縁 / セフレとの関係

  プロフィールを見る

• 

  金城 哲夫

  コミュニケーション / 復縁、喧嘩、失恋 / 浮気、不倫、疑念 / 口論、価値観の違い / 将来不安、経済不安

  プロフィールを見る

• 

  山本 真由実

  ★相手の気持ち / ★辛い恋愛 / ★関係を修復したい / ★我慢ばかりしている / ★恋愛依存

  プロフィールを見る

• 

  ささ りな

  執着恋愛から抜け出す / 相手の深層心理 / ライン返信の深層心理 / 音信不通の人の気持ち / 復縁へのロードマップ

  プロフィールを見る

恋愛依存症とは何か？

誰かを好きになると、その人のことを思い浮かべる時間が増えたり、一緒にいたいという気持ちが強くなったりするのは自然な感情です。

しかし恋愛感情が強くなりすぎると、周りを冷静にみられなくなり自分を見失ってしまいます。

恋愛依存症とは、恋人の存在が生活の中心になり、自分の感情や行動が相手に大きく左右されてしまう状態を指します。

恋人から連絡がないと強い不安を感じたり、嫌われることを恐れて自分の本音を押し殺したりする場合、すでに恋愛依存症の状態に近づいているかもしれません。

恋愛依存症によって日常生活や人間関係に深刻な支障をきたす場合、カウンセリングや精神的サポートが必要になることもあります。

根底には「見捨てられ不安」や「自己肯定感の低さ」が存在しており、幼少期の愛着形成や過去のトラウマと関係している場合も多いです。

また、恋愛依存症は特別な人だけがなるものではありません。

誰でも孤独や不安を感じる時期があり、恋人との繋がりにすがりたくなるものです。

依存が深まって自分の意思や感情を麻痺させてしまうのが、恋愛依存症の怖さと言えるでしょう。

恋愛依存症の事をもっと詳しく聞きたいという方は、下のボタンより無料で登録をして、自分に合った恋愛カウンセラーを選んでみてくださいね。

恋愛依存症の自己診断チェックリスト

「私は恋愛に依存しているのかもしれない」

と感じる瞬間があるなら、今こそ立ち止まって自分の心と向き合うタイミングかもしれません。

「相手に嫌われたくない」
「常に恋人のことを考えている」
「自分より恋人を優先してしまう」

一見すると健気な恋に見えるかもしれませんが、心の奥であなた自身がすり減っているなら恋愛依存症のサインです。

ここでは、恋愛依存症の傾向をセルフ診断できるよう、実際に多くの相談で見られる特徴をまとめました。

当てはまる数が多いほど恋愛依存症の可能性があるため、ぜひチェックしてください。

このチェックリストは、あなた自身を責めるためのものではなく、大切な自分を取り戻すためのツールとして活用すると良いでしょう。

恋人に合わせてばかりの毎日を送っている

自分の希望よりも恋人の都合を優先する日々が続く場合、恋愛の中で自分を見失っている可能性があります。

恋愛依存症の状態では、相手に嫌われたくないという思いが強くなり、自分の意見や感情を抑えてでも相手に合わせようとしてしまいます。

例えば、行きたい場所があっても「あなたが決めて」と任せたり、本当は断りたい予定でも無理に笑顔で引き受けたり、といった行動が続いている場合は依存していると言えるでしょう。

連絡していないと不安でたまらない

恋人と連絡が取れない時間に強い不安を感じて落ち着かなくなる場合、心が相手に依存している状態かもしれません。

恋愛依存症が進むと、恋人からの反応が心を安定させる唯一の手段となってしまい、連絡をしていないと不安や恐怖に支配されるようになります。

数十分返事がないだけで「嫌われたかもしれない」「怒らせてしまったのかな」といった考えが止まらなくなり、スマホを何度も確認してしまうのです。

返信の変化で浮気を疑ってしまう

返信内容や返信がくる時間で浮気を疑ってしまう場合、恋愛に必要な信頼関係が築けていない可能性があります。

恋愛依存症では、相手の些細な言動を「愛されているかどうか」の判断材料にしがちで、わずかな返信の変化や時間のズレに過敏になります。

「昨日よりスタンプが少ない」「既読になってから返事が来ない」など、小さな違和感に振り回されるようになっていたら注意が必要です。

自分ばかりが尽くしている気がする

恋人との関係で常に自分ばかりが努力していると感じる時、一方的な関係になっている可能性があります。

恋愛依存症では、「相手に必要とされていたい」という気持ちから、自分を犠牲にしてでも尽くすことが当たり前になってしまうのです。

体調が悪くても無理をして会いに行く、デートや食事をする際にいつも自分が支払いをしている、といった行動を繰り返している場合は、尽くすことに意味を見出そうとしているのでしょう。

相手の反応一つで気分が乱高下する

恋人の一言で一日の気分が大きく変わってしまうなら、感情の主導権が自分にない状態かもしれません。

恋愛依存症は、感情や自分への評価が相手の言動に強く影響されてしまいます。

「今日は可愛いね」と言われた日は元気になれるのに、「ちょっと忙しい」とそっけなく言われただけで過度に落ち込んでしまう、そんな経験はありませんか？

言った相手は覚えていないような何気ない言葉に、過剰に反応してしまうのです。

自分の言いたいことが言えない

自分の意見を飲み込むことが当たり前になっている場合、心のどこかで不自由さを感じているかもしれません。

恋愛依存症の状態では、「嫌われたくない」「見捨てられたくない」という気持ちが強くなり、自分を抑えることが習慣になります。

本当は休みたい日でも誘いを断れずに無理をしたり、言いたいことがあっても「空気が悪くなる」と我慢したりしていませんか？

何かを伝えることが嫌われると結びついてしまう状態は、依存からくるものです。

付き合ってすぐ体の関係を求めてしまう

出会って間もない相手と深い関係になろうとする傾向がある場合、心の孤独や不安を埋めようとする行動といえます。

恋愛依存症では、「愛されたい」という気持ちが焦りとなって現れ、心のつながりよりも身体的な親密さを早く求めてしまうことがあります。

数回しか会っていない段階で関係を持ち、後になって虚しさや後悔を感じるというケースも少なくありません。

恋人がいないと自分に価値がないと感じる

誰かに愛されていないと自分には価値がないと感じてしまう場合、自己肯定感が著しく低下している状態かもしれません。

恋愛依存症の傾向が強いと、自分を認めるための基準をすべて他人に委ねてしまいがちです。

恋人がいない間を「何も得られない時間」と捉え、焦りや寂しさに押しつぶされそうになることもあります。

別れ話が出るとパニックになってしまう

別れ話をされると冷静でいられなくなり、感情が爆発してしまう場合は、恋愛依存症の可能性が非常に高くなっている状態です。

相手を失うことで自分の世界が壊れてしまうような恐怖を抱えていると、関係を終わらせることへの抵抗が極端になります。

泣き叫ぶ、連続で連絡する、相手を責める、自傷行為に至るなどの反応が現れるケースもあるのです。

こうした行動が繰り返されている場合は、恋愛に強い依存が生じている可能性があります。

ここまでで恋愛依存症の自己診断チェックリストを紹介してきましたが、「結構当てはまっている」「詳しい人にもっと見てほしい」と感じているなら、恋ラボが力になれます。

厳しい審査を通過した恋愛のプロが、あなたの話に耳を傾けながら、一緒になって恋愛依存症と向き合うきっかけをつくります。

恋愛依存症に陥りやすい女性の特徴

「どうして私は恋愛に振り回されてしまうのだろう」

恋愛依存症に陥りやすい女性には、いくつかの共通点があります。

どれも一見すると健気で思いやりがあると捉えられますが、背景には「嫌われたくない」「見捨てられたくない」といった強い不安が隠れているもの。

そこで、恋愛依存症に陥りやすい女性に見られる代表的な特徴を3つ紹介します。

「自分の事かもしれない」と感じる部分がもしあれば、まずは受け止めることから始めていきましょう。

好かれるために無理をしてしまう

自分に自信がない女性は、「愛されるために頑張らなければ」と思い込んで、過剰に尽くしてしまう傾向があります。

恋人のためならどんなに無理をしてでも応えようとし、見返りを求めずに行動することが習慣になっているのです。

例えば、寝不足でも会いに行ったり、言われてないのに買い出しをしたり等が該当します。

自分の気持ちや疲れに気づけなくなってしまい、突然体調を崩すケースも少なくありません。

日常的に「私なんか」と感じてしまっている女性は、恋愛依存症に陥りやすいと言えるでしょう。

誰に対してもいい人であろうとする

いつもニコニコして相手に合わせてばかりいませんか？

印象が良いと感じる女性の中には、「見捨てられるのが怖い」という強い不安を抱えている人も少なくありません。

言いたいことがあっても飲み込んでしまう、自分の気持ちよりも相手を優先してしまう、そんな経験をたくさんしてきたのではないでしょうか。

気を遣いすぎる心理は、恋愛依存症の入り口となります。

冷たい対応に強い不安を感じる

少し返事がそっけなかったり、電話の声が冷たかったりしただけで「嫌われたのかも」と不安が押し寄せていませんか？

男性からの言葉や態度がすべて「関係が壊れる前兆」のように思えてしまう場合は注意が必要です。

相手を探ろうとする気持ちが強く、ネガティブな方向にもっていくことが癖になっているケースもあります。

相手の言動に過度な反応をしてしまう場合は、恋愛依存症になりやすいと言えるでしょう。

恋愛依存症に陥りやすい男性の特徴

恋愛依存症と聞くと、女性に多い印象を抱くかもしれません。

けれども実際には、男性にも恋愛に強く依存する傾向が見られることがあります。

恋人ができると連絡頻度を過度に求めたり、相手の行動を細かく把握しようとしたりと、束縛的になってしまう男性は多いのです。

ここでは、恋愛依存症に陥りやすい男性に見られる代表的な特徴を紹介します。

思い当たる部分があれば、今の恋愛スタイルを見直すきっかけとして捉えてみると良いでしょう。

相手の行動を把握しようとする

恋人が今どこで何をしているのかを常に把握していないと不安になる男性は、恋愛依存症に陥る可能性が高いと言えます。

連絡の頻度を細かく決めたがったり、返信が少し遅れるだけで怒りや不安が募ったりするのは、相手への信頼よりも「支配」によって安心しようとする心理の表れ。

LINEの既読時間やSNSの投稿内容を逐一チェックするなど、相手のプライベートに踏み込む行動が過度に続く場合は注意が必要です。

他の異性と関わることに嫉妬する

恋人が他の異性と少し会話をしただけで過剰に反応してしまうのは、自分の中にある不安感や劣等感が刺激されているサインです。

恋愛依存傾向が強い男性は、相手の行動を「自分の価値を脅かすもの」として捉えてしまい、異性との接点すべてに警戒心を抱きます。

「誰といたの？」「何を話したの？」と何度も確認する、交友関係を制限しようとする行動は、やがて恋愛依存症という形で表れます。

自分から離れようとする人に怒る

恋人が少し距離を取ろうとしただけで、怒りや極端な反応を示してしまう男性は、「見捨てられたくない」という感情に強く支配されている状態です。

相手の自由や感情を受け入れられず、「理解されない怒り」として爆発することがあります。

連絡の頻度が減る、会う頻度が下がる、そうした些細な変化にも過敏になります。

女性を責めたり感情的な言葉をぶつけたりしてしまう場合、恋愛依存症からくるコントロール欲求が表に出ている可能性が高いです。

恋愛依存症になってしまう原因

「どうして恋愛にのめり込みすぎてしまうんだろう？」

背景には、現在の恋愛だけではなく、これまで積み重ねてきた人生経験や感情のクセが大きく関係していることがあります。

恋愛依存症は意志の弱さや恋愛経験の浅さといった表面的な原因だけでなく、心の深い部分で満たされなかった欲求や過去の人間関係の記憶が影響していることが少なくありません。

ここでは、恋愛依存症に陥りやすい背景としてよく見られる5つの原因について詳しく紹介します。

「きっと私が悪いんだ」と自分を責めてきた方は、ぜひ見てみてください。

幼少期に愛情を受けられなかったから

子どもの頃に親から十分な愛情を受けられなかった経験は、大人になってからの恋愛に大きな影響を与えます。

愛されたいという思いが満たされないまま育つと、「誰かから愛されることで自分の価値を感じたい」という思考パターンが形成されやすくなるのです。

その結果、恋愛関係において相手に過度な期待をしてしまいます。

「見捨てられたくない」という不安から、相手の顔色をうかがい続けてしまうのでしょう。

両親に極端な関わり方をされたから

過干渉、過保護、無関心、暴言や暴力など親からの関わり方が極端だった場合、子どもの心は健やかに育ちづらくなります。

「親の期待に応えなければいけない」と思い込んで育った人は、恋愛においても同じように相手に認められることを最優先にするのです。

自分の意見や気持ちよりも、相手の求める人物像を演じ続ける傾向があり、その状態が長く続くと依存関係が生まれやすくなります。

過去の恋愛で深く傷ついた経験があるから

裏切りや突然の別れなど、過去の恋愛で強いショックを受けた経験がある人は、再び傷つくことを恐れて相手に過剰に依存する傾向があります。

「また同じことが起きたらどうしよう」といった不安が頭から離れず、相手を試したり、過度に干渉したりしてしまうのです。

失った痛みが癒えていないまま次の恋愛に進むと、不安や執着が強まり、健全な関係を築くことが難しくなります。

自信の無さを愛で満たそうとするから

自分に自信がないと、「誰かに必要とされたい」「愛されたい」という欲求が強くなり、恋愛によってその空白を埋めようとします。

相手の言動ひとつで気分が上下したり、恋人がいないと弱気になってしまったりする場合、自尊心が他者に依存している状態です。

本来であれば内側から育てるべき自己肯定感を、外部の愛情で埋めようとすることで、恋愛への依存が加速してしまいます。

恋愛依存症が引き起こす生活への影響

本来の恋愛は、毎日を明るくしてくれるはずのもの。

けれど恋人に依存しすぎてしまうと、安心ではなく不安の源になってしまいます。

恋愛依存症に陥ると、相手の一言、返信の速度、ちょっとした態度の変化が気になってしまい、仕事や友人関係、睡眠、食事といった日常生活にまで影響が広がってしまうのです。

そこで、恋愛依存症が引き起こす代表的な生活への悪影響を具体的に紹介します。

当てはまるものが多い場合は、一度冷静になるべきタイミング。

ご自身を大切にしていくためにも、落ち着いて確認してください。

仕事でミスをしてしまう

頭の中が恋人でいっぱいの状態では、仕事のミスや遅れが増えてしまいます。

上司や関係者からの評価にも影響が出ますし、ミスの度合いによっては社会的な信用まで失いかねません。

仕事に集中できない自分に対して、嫌悪感を覚えてしまう場合もあるでしょう。

体調を崩しやすくなる

恋人からの返信が遅れるだけで、食事が喉を通らない、眠れない、動悸や吐き気が出るなど、体が反応してしまうことがあります。

心のストレスが身体的症状として現れているサインです。

怖いのは一度だけではなく定期的に体調が悪くなる場合もあり、元気だった頃のパフォーマンスが出せなくなってしまいます。

周りから孤立してしまう

恋人を最優先にしすぎるあまり、友人との予定を断る回数が増えたり、身近な人に連絡を取らなくなったりするものです。

その結果、周囲とのつながりが徐々に希薄になっていくでしょう。

恋人との関係に問題が生じた時に、相談相手がいない孤立状態を目の当たりにして、余計に辛さを感じてしまいます。

新しいことに挑戦できなくなる

恋人の言葉や態度の小さな変化に過剰に反応してしまうと、感情の波に振り回されて日常に集中できなくなります。

常に恋人のことを考えているので、頭の中に別の事を入れる余裕がない状態とも言えるでしょう。

新しいことに挑戦できなくなるとともに、見ている景色が変わらない現状に息が詰まってしまう人も多いです。

他人と常に比較してしまう

SNSや街中でカップルを見かけると、自分と比較して落ち込みやすくなります。

「あの人たちは幸せそうなのに…」
「自分はどうしてうまくいかないんだろう」

と不要なことで悩んでしまい、自己肯定感を下げてしまいます。

常に他人と比較して自分が負けるという構図をつくってしまい、自らを苦しめてしまうのです。

自分を見失ってしまう

恋愛に夢中になりすぎると、自分に向き合う時間が減り、やりたいことが分からなくなっていきます。

「恋人といる自分」が本当の自分だと錯覚し、他人軸で生きてしまうのです。

自分の意思が後回しになる状況を続けると、自分を見失ってしまい、生きることに疲れを感じるようになります。

もし「生活に影響がでていて苦しい」「元の生活に戻りたい」と感じている方は、一度カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。

恋ラボには恋愛に特化した専門のカウンセラーが、あなたの状況に合ったアドバイスをしています。

第三者に頼ることは決して恥ずかしいことではありません。専門家の力を借りて、あなた自身の人生を大切にするきっかけにしてください。

恋愛依存症を克服する方法

恋愛依存症を自覚した時、多くの人が「この状態からどう抜け出せばいいのか分からない」と感じます。

しかし、恋愛依存症の克服は決して不可能ではありません。

大切なのは、恋愛中心の思考から少しずつ距離を取り自分自身の内面と向き合っていくことです。

ここでは、実際に多くの相談者が変化を実感してきた7つの克服方法を紹介します。

自分に合いそうなものから少しずつ実践してみてくださいね。

連絡を取らない時間を意識的に作る

依存していると、無意識のうちに常に恋人と繋がっていたいと感じます。

その状態を少しずつ緩めることが、恋愛依存症を克服する第一歩です。

まずは、数時間でもスマホを手放し通知をオフにしてみましょう。

あえて連絡を取らずに「今から何しよう」と思考を切り替えることで、自分を取り戻していけます。

好きなことリストを作って実行する

恋愛以外の時間に目を向けるためには、自分の好きを思い出すことが大切です。

• 読書が好き
• 音楽を聴くのが楽しい
• カフェ巡りが気分転換になる

小さなことでも構いません。自分の楽しみをリストにして、1日に1つずつ実行してみましょう。
恋愛だけに向いていた意識が少しずつ外に開かれ、心の余裕が生まれてきます。

恋人以外の予定を入れるようにする

恋人中心のスケジュールになっていると、他の人間関係や予定を入れる余白がなくなります。

友人との約束や趣味の時間、1人外出するなど、あらかじめ恋愛以外の時間を手帳に書き込んでおきましょう。

恋人以外の予定がたくさんあると、自然に「恋愛がすべてではない」という感覚を取り戻すことができます。

SNSから一時的に距離を置く

恋人の投稿や他人の幸せそうなカップル写真を見ることで、不安な気持ちが膨らんでしまうことがあります。

SNSは感情を揺さぶる刺激が多いため、恋愛依存症を克服するには一時的に距離を置くのが有効です。

アプリを削除する、使用時間を制限するなど、環境から変えてみることがポイントになります。

恋愛ルールを紙に書いて守る

感情に流されてしまいやすい恋愛依存の状態では、事前に決めておくことが有効です。

• 連絡は1日3回まで
• 自分の予定は崩さない
• 週に1日は自分のために使う

といった恋愛のルールを紙に書いて見える場所に貼っておくことで、気持ちが揺らいだ時の支えになります。

肯定する言葉を自分にかけてあげる

恋愛に依存する背景には、自信のなさや自己否定感が強く関わっています。

「私はそのままで価値がある」「私は大切にされる存在だ」といった言葉を、声に出して繰り返してみましょう。

毎日耳にすると、少しずつ自己肯定感を育てていくことができます。

身近な人に話を聞いてもらう

恋愛依存の根底には、過去の傷つきや家庭環境、心のクセが影響しています。

恋愛依存症を克服する方法は学校で教えてくれないので、自分で解決するのは簡単ではありません。

ひとりで抱え込まずに、誰かに打ち明けることで今まで気づけなかった自分の思考パターンに気づくことができます。

言葉にして誰かに聞いてもらうことは、自分を理解し直す大きな機会になります。

恋愛依存症を克服する方法が分かったけど、「克服できるまで不安」「一人で試し続ける自信がない」という方は、第三者の力に頼ってみてください。

「続けられているかチェックして！」とお願いするだけでも、背中を押してくれる仲間を得た感覚を得られます。

恋愛依存症の自分をどうしても変えたいなら

「依存している自分が嫌なのに、どうしてもやめられない…」

恋愛に傾きすぎた自分を、責めてしまっていませんか。

恋愛に依存してしまうのは、誰にでも起こりうる自然な心の反応です。

大切なのは、自分の心がなぜこうなってしまうのかを知り、安心できる場所であなたの感情を言葉にすること。

とはいえ、「一人ではどうすることもできない」「今の自分をどうにか変えていきたい」と強く感じている方は、一度恋愛の専門家に相談してみてください。

多くの恋愛依存症に悩む方々と向き合ってきた恋ラボでは、あなたの過去や心の癖に丁寧に耳を傾け、少しずつ本来の自分を取り戻せるように寄り添っていきます。

ご自身で調べてみたその一歩を大切にして、「あとは専門家にお任せする」という選択肢をぜひ覚えておいてくださいね。

登録して今すぐ恋愛依存症の悩みを話してみる

「恋愛依存症から逃れたい！」相談者の口コミを紹介

恋ラボにお寄せいただいている口コミを紹介します。

あなたと同じように、恋愛に依存してしまう自分に悩んできた方の声と相談員への感謝の内容を、チェックしてみてください。

恋愛依存症まとめ

恋愛依存症は誰にでも起こりうるものであり、「意志が弱い」「恋愛経験が少ない」といった単純な話ではありません。

これまでの記事で紹介してきたように、幼少期の経験や過去の傷、自信のなさなど、さまざまな要因が複雑に絡み合って恋愛依存症を引き起こします。

もしあなたが「当てはまるかも」と感じたなら、それは心のSOSに気づけたということ。

変わるための一歩は、気づきから始まります。

恋愛を通して誰かに愛されることも大切ですが、同じくらい自分自身を愛する力も必要です。

恋愛に振り回されない自分でいるために、 今日から少しずつ恋愛依存症を克服していきましょう。