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いつも不機嫌な母になってしまい辛い。

子供を許せない母。

私は望んで長男を産み、バツ1になりました。
子供を欲しかったのは、自分の存在価値がわからず、ただ「守るべきモノが欲しい」からだったと思います。

21歳で産み、23歳には片親で必死に二人の生活を守っていました。
生きている実感と「この子には頼れるのは私だけ」という満足感と、喘息が重傷で毎月入院する長男に付き添い半月しか働けない状態で残りの半月は睡眠時間もほぼ無く働くといった極限状態が続きました。
その時期は記憶もまばらな程です。

今は再婚し、家族を大事にしてくれる主人との間に次男も産まれました。
長男が「僕のパパになってくれるの?」とプロポーズをして・・・

しかしせっかく専業主婦になり長男との時間もできたのに、度重なる長男の問題行動の繰り返しにいつしか「いつも不機嫌な母」になってしまっています。

物を盗むことから、お金を盗むことに発展。
同じ事で悩むのは小1から今現在の小5まで。

思い当たるのは孤立させすぎ・甘えさせなさすぎ。
母子家庭の頃から厳しくはしてきました。
ただ、気付いたんです。
夫も私も「親に甘えずともいられる子供だった」事。
甘えたい子供の気持ちがわからないんです。

そして何度もあった金品を盗むという行動を、時間が経っても許せない・・・

何もなかったかのように笑って話せないんです。
それができなきゃ子供に悪循環なのも理解はできますが、同じ事を繰り返し(10回位)反省の言葉も信用できず、冷たくしてしまう。

何度もいけない事だと諭しても殴っても泣いても、同じ事をやってくる。

その度に普通の家族団らんに戻れない苦しさ。

私の幼少期にも問題があったせいもあるかも知れません。
今でも自己評価は低い人間かも知れません。
母の再婚相手から約9年間性的虐待を受けて育ってますから、自分がマトモという自信もありません。

主人は自分よりはマトモだと思い教育方針を委ねていましたが、出張ばかりで不在な父で育っているようでコチラもマトモとは言えず。
主人も子供と関わるのは苦手なようです。

でもこうして欲しいという要望には協力してくれるので、私が変わるのが先決だなと思っています。

でも変わるのが難しい。
子供と接する、笑顔を見せるってコトが難しいのです。

女性

2010年10月28日

32歳

女性

長谷川 さとみ

カウンセラー

長谷川 さとみ

調理師学校を卒業後、パティシエとして洋菓子店やホテルで勤務。

夫が急逝してしまい、いきなりの母子家庭で二人の子育てに奔走する。
そんな中での子宮、卵巣摘出手術を受けるという体験をしてからの転職。
入院していた病院で看護助手兼、事務員となる。

2013年度より、ヘルパー2級を取得し介護職に転身し患者様のお世話に従事する。
2016年からは急性期病院にて病棟看護助手として、看護師のサポートや患者様のケアに従事。

子供が巣立った後もより豊かで自立的な人生を送りたいとの思いから、
2009年より(株)JPAにて心理学やカウンセリングを学ぶ。
現在も(株)JPAでの勉強会に参加し、更なる知識と経験を磨く。


株式会社JPAにて 電話カウンセラー養成講座 修了
          上級心理カウンセラー養成講座 修了
          箱庭療法セラピスト養成講座 修了 
          夢分析セラピスト養成講座 修了
          アドラー心理学、交流分析を学ぶ

JPA公認カウンセラーとして、
「エキサイトお悩み相談室」
「Kokoro Cafe10代ホットライン」にて活動中。

恋愛相談員の回答

お母さんの頑張りが、きっとお子さんに伝わるでしょう。

はじめまして、彼岸花さん。
長谷川さとみと申します。

この度、彼岸花さんからのとても苦しい状況を綴られたメール相談を拝見しました。
そして、「どうにか子どもと向き合い、家族団らんを取り戻したい」
という彼岸花さんのお気持ちがひしひしと伝わってきました。

同じ子を持つ母親として、私も考えさせられました。
そして少しでも、彼岸花さんが前進していけますように
一緒に考えていただきたいと思いますので、
どうか、よろしくお願いいたします。


彼岸花さんは若い頃から片親になり、大変苦労されてお子さんとの
二人の生活を守ってこられたのですね。
そんな中だからこそ、生きている実感と満足感を得られたのでしょうね。
記憶もまばらな程、極限状態だったとのことで
大変苦しい思いをして、自分自身を犠牲にされたこともあったのではないでしょうか。
しんどかったと思います。
よく頑張ってこられましたね。

たった一人で子育てをすることは、不安や焦りや苛立ちなども
たくさんあったのではないでしょうか。
それでもお子さんのため、そして御自分のために頑張ってこられたのだと
私は思います。立派ですね。

そんな彼岸花さんも再婚され、専業主婦になられたようですね。
新たに息子さんも授かり、家族団らんで幸せに暮らしていける道も
開けたところ、ご長男とお母さんとの間で苦しい状況があるようですね。


長男の盗み癖が治まらない。
それに対して、お母さんは息子を信用できず
「いつも不機嫌な母」になり冷たくしてしまう。
思い当たることは、いつも厳しくしつけてきた。
「孤立させすぎ」「甘えさせなさすぎ」であるということ。

母子家庭時代は、一人親でさぞかし「頑張って子育てしなければ」という
強い思いがあったのではないかと思います。
お母さんが働いているとき、お子さんは一人で留守番をしていたのでしょうね。
毎日の家事や仕事で親はクタクタになり、自分のことは自分でするという習慣を
子どもにも強いていたのかもしれませんよね。
無理もないことだと私は思います。

実は私の主人は、二人の子どもが小学生のときに他界しました。
それからは一人親で頑張ってきたので、彼岸花さんの御苦労も
自分のことに重ね合わせて感じるのです。

私自身もそうだったかもしれませんが、気になった点は
「孤立させる」「甘えさせない」ことが過ぎていた、というところです。

まだ小さな子どもには、親が全てですよね。
自分のために頑張って働く姿や、入院したときに付き添ってくれた
そんなお母さんの姿を見て、困らせないようにと子どもながらも
一人の時間を必死に耐え、甘えたくてもひたすら我慢したのかもしれませんね。
そんなとき、お子さんはどんな気持ちだったのでしょう。

きっと、寂しくて、悲しくて、心細くて、不安で
たった一人で泣いていたかもしれませんよね。
本当は、お母さんにいっぱい甘えたかったのではないでしょうか。

金品を盗むことが悪いことだとお子さんだって
本当はわかっているのではないでしょうか。
それでも繰り返してしまうのはどうしてなんでしょう?

ひょっとしたら満たされない気持ちが、お母さんを求める気持ちが
積りに積って「僕を見てほしい」「僕に気付いてほしい」
そんな無言の訴えになり、怒られるという形でも欲しかったのではないかと私は思うのです。

甘えたくても甘えることが出来ず、甘え方も分からないまま
今まできてしまったのではないかと思うのです。
それはまるで、お父さんやお母さんが
「甘えずともいられる子どもだった」かのように…


今の彼岸花さんの状態は、目の前で起きていることにのみ
囚われてしまっているようにも感じました。

・お子さんの繰り返す問題行動。
・それに対して「不機嫌な母」になっていること。

この現象にばかり目が向いてしまい、苦しんでいるのですよね。
そして自分が変わることがまた辛い、と悩んでしまう。

「自分が変わる」ということを、起きてしまった事実は変えようもありませんが、
「これから出来ること」として考えてみませんか?

極当たり前のような日常の挨拶とか、何気ない会話などからはじめませんか?

例えば、朝の挨拶も「○○くん、おはよう。」とか
「○○、行ってらっしゃい。」などと、お子さんの名前を読んであげる。
自分のことを見てくれているという安心感があるかもしれないですよね。
出来れば、お子さんの顔を見て、目を見てあげるといいですね。

小学5年生ともなれば、反抗期も出てくる頃でしょうか。
お母 さんの投げかけに応じてくれないかもしれませんね。
恥ずかしさもあるかもしれないし、すぐには上手くいかないかもしれません。
でもそれは、彼岸花さんのせいではないと思います。
彼岸花さんが一生懸命やっていることは、私にはよく分かります。

そんな時は、お子さんが眠ったあと静かに隣にならんで
「大事、大事、だいじょうぶ。」と呪文のように呟きながら、やさしく頭を撫でてあげてほしいです。
その温もりがお子さんに届くように、そしてお母さん自身にも届いて
彼岸花さんが安心できると、お子さんもやがて落ち着いてくるのではないかなと、私は思うのです。

特別なことはしなくても、特別な言葉はなくても
ただぎゅうっと抱きしめたり、手をつないでほしいなと思います。



子どものために親がいるように、親のためにも子どもはいる。
と、私はつくづく感じています。
お子さんはお母さんを見ていると思います。
待っていると思います。
不器用な父と母でも、黙って手を差し伸べてあげることから
はじめてみるのはどうでしょう?


どうか少しずつでも、温かい家族の団らんを持てるときがきますよう
私はいつでも応援させていただきます。

また、彼岸花さんの辛い過去など苦しい気持ちを抱えきれないようなときは
お電話やメール相談などもお待ちしております。


ご相談くださり、そして最後まで読んでいただきまして
どうもありがとうございました。

回答した恋愛相談員

長谷川 さとみ

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