コミュニケーションや身体の不安を抱えつつ、これからの働き方
転職しようか迷ってますが自分に合いそうな職業がわかりません
自分はコミュ障なのにそれを自覚したのは今の職場に入ってからでIT系に必要なパソコンスキルを学ぶにはあまりにも遅いし、そもそも理数系が苦手です。
そして恐怖心も緊張感もないのに手が震えてしまいます(医師曰く遺伝の影響らしいです)
自分でコントロール出来ないのでペンで字を書くのも苦労することがあります。
こんな自分でも就職できる職業があるんでしょうか?
(ニックネーム: ケイ)
2025年12月1日
30歳
女性

- 恋愛アドバイザー
- 上級心理カウンセラー
複数の行政機関で、相談業務に従事しております。更に、長い間、複数の民間相談事業に携わって参りました。
1995年 社団法人メンタルケア研究所開所
1996年 カウンセリング室を開所 /国連NGOカウンセラー
1998年 児童養護施設非常勤(相談員)/日本ペアレント協会講師/子育て相談及び講師
2000年 自殺予防電話相談員/某心理支援機関にてカウンセラー/県交通安全指導員
2017年 保護司/薬物乱用防止指導員講師/某相談機関(恋愛専門相談)
2018年 日本仲人協会(婚活相談及び講師)/県防犯指導員/自治会常任評議員
2019年 民生委員・児童委員(生活全般相談・児童相談・福祉相談)/某相談機関(障がい者専門相談)
2021年 県学校教育支援員/某相談機関にてカウンセラー/ファミリーサポーターにて子育て相談
2022年 県警少年補導員にて相談業務/法務省人権擁護委員
2023年 生活支援サポーター/被害者支援団体にて相談員/教育委員会にて教育相談支援員
2024年 某相談機関にてカウンセラー/ラジオ福祉情報番組パーソナリティ
恋愛相談員の回答
〜ご自身のペースでできることから始めてみませんか〜
ケイさんは、転職しようか迷いながらも、自分に合う職業がわからないという悩みや、自分がコミュニケーションに苦手さを感じることに初めて気づいたこと、パソコンスキルを身につけるには遅すぎるのではないかという不安と理数系への苦手意識、そして、理由もなく手が震えてしまい、自分ではコントロールが出来ず、文字を書くことにも苦労されているというお気持ちで、とても辛さや戸惑いを抱えていらっしゃること、心からお察しいたします。
これまで、ケイさんがどれだけ悩み、努力してこられたのか、そのお気持ちをしっかりと受け止めさせていただきました。ケイさんのご相談内容は拝見し、私にできる限りのサポートを通じて、少しでもお役に立ちたいと思っております。
今、ケイさんがコミュニケーションについて悩まれているのは、今の職場という新しい環境に身を置いたからこそ、ご自身の特性と改めて向き合う機会が生まれたからだと考えられます。これは決してマイナスなことではありません。
人は、環境が変わることで初めて自分の得意なことや苦手なことに気づくことがあります。そして、それに気づいたことこそが、成長や自己理解への大切な第一歩です。話すのが苦手と感じても、対人スキルは年齢やもとからの性格に関わらず、練習やトレーニングで確実に伸ばすことができるという研究が多くあります。
たとえば、日常会話のやりとりを練習するロールプレイや、ネット上のコミュニティや講座で実際の会話を想定して練習することで、段階的に自分らしいコミュニケーション方法が身につく例も多く見られます。自分自身の気持ちや考えを文章や簡単なキーワードでメモにすることも、感情の理解に役立ちます。無理に他人のやり方に合わせなくても、ご自身らしいやり方で少しずつ一歩を踏み出されることが大切です。
手の震えについても、不安や緊張がない状態でも起きるという状況は、ケイさんにとって大きなご心労であるとお察しいたします。お医者様から遺伝の影響と言われたとのことですが、人の体の動きや反応は、遺伝的な要素と環境や日常の過ごし方が一緒に影響し合っていることがよくあります。
意図的にコントロールできない症状がある場合、自分でなんとかしなくてはという気持ちはより大きなストレスに繋がりがちです。しかし、体と心は深くつながっており、ストレスが体の反応として現れることや、リラックスした状態を作ることで症状が軽くなることも臨床の現場でよく確認されています。
具体的には、深呼吸やゆっくりとした呼吸、マインドフルネスと呼ばれる「今この瞬間」に意識を向ける時間を作ることで、自律神経のバランスが整い、不随意な体の反応を和らげるサポートになることが分かっています。また、字を書くことが苦手な場合は、パソコンやキーボ ードを活用する方法や、作業しやすい補助器具の工夫、作業療法士などの専門家に相談することも有効です。コントロールできない部分があるご自身を責めたり否定せず、工夫でカバーできることもたくさんあると自分を認めてあげてください。
転職やスキルの習得についてですが、これから新しいことを学ぶのは遅いのでは?と感じていらっしゃるケイさんの不安はとても自然なものです。しかし、最近の脳の研究では、大人になってからも脳は新しい知識やスキルを身につけることができると証明されています。
年齢を重ねてからの学びにはご自身のこれまでの経験や視点がプラスに働くことも多いですし、理数系が苦手でも活躍できる職種はIT分野にも数多くあります。たとえば、データ入力や文書作成、ライティング業務や社内でのサポート、さらにデザインやユーザーサポートなど、人との関わりや細やかな気配りが生かせる仕事もたくさんあります。
スキルについても、今は動画やオンライン講座など、分かりやすく学べる環境が揃っていますので、ご自身のペースで少しずつ挑戦してみてはいかがでしょうか。大切なことは、苦手意識や固定観念にとらわれず、自分の個性や強みを大切にしながら進むことです。
寒暖差の大きい日が続いていますので、どうかご自身の体調を第一に、無理せずゆっくりご自身のペースで考えてみてください。この度のメール相談でケイさんの状況に、少しでもお心の負担が軽くする手助けとなれば幸いです。ケイさんの幸せを心から願っております。
回答した恋愛相談員
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