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パート従業員との関わりについて

小売店の店長をしています。40代のパートさんが我儘・メンヘラで困っています。ミスをされると二言目には「もう辞めよかな。」「来る回数減らしたい。」
これが若い子なら同情の余地はありますが、会社は違えどずっと接客業を転々とされてきてて、年下にそれを言える度胸に逆に感心します。「誰々とは入りたくない」「ヘルプは行きたくない」も言われます。周りの人もこの方にそう言うし、私もこんな人をヘルプには出せません。本当に出勤回数を減らしても「これ続くなら…」。我儘言うなら自分の店の仕事くらい、自分のことくらいちゃんとやってほしいです。
前任の我儘な上司のことをボロカス言うといて、ご自身も同じことされててよく言えるなと思います。
後輩はそんな人に寄り添おうとしますが、そんなことをして自分に何か得になるのでしょうか。私はそうは思わないので「もういいって言ってる人にそんなに距離詰めたらあかん」と忠告もしてます。

ぜひこんな人との良いお付き合いの仕方をアドバイスいただけたら幸いです。
(ニックネーム: をかか)

女性

2025年11月17日

28歳

女性

小林 俊博

カウンセラー

小林 俊博

  • 独立行政法人 国立精神・神経医療研究センター 精神保健指導者過程研修
  • 一般社団法人 日本産業カウンセラー協会 産業カウンセラー

職歴
20年余にわたり事業場の産業保健・精神保健部署に所属
定年退職後4年間精神科病院勤務
ラジオ番組では、若者に「いのち」と「こころ」のメッセージを伝える。

現在
企業向け「ストレスマネジメント、ジョブクラフティング等」研修講師及びカウンセラー
学生向け「ストレスマネジメント、キャリアデザイン」講師
子育て支援広場、ひきこもり・不登校・困難感を抱える若者支援及び地域若者サポートステーション運営アドバイザー
法人監事、第三者委員

恋愛相談員の回答

あなたの役割

ご相談ありがとうございました。
ひとりで考えていないで、ここにご相談に来てくださったことに感謝します。

あなたは、日々、お店の運営、シフト管理などに奮闘している様子が伺われます。
まずは、あなた自身を褒めてあげましょう。

さて、「パートさんとのお付き合いをどうしたら良いか」とのご相談。

是非ご一緒に考えていきましょう。その目的は、「あなた」のこころを軽くしていくことです。

今回のご相談には、「仕事とは」そして「パートの方の言葉の意味」の2点から考えていきましょう。

■ 仕事とは

  仕事をする、その対価として給与が支払われていること。
 「就業規則等を遵守する中で仕事をきちんと行う」ことにより「給与(報酬)」が支払われるものです。

 例えばシフトについては、「職務命令のひとつ」であり、一方で「家庭の事情」や「体調」などにより、「休む」「早退する」などの労働者の健康や家庭に配慮する側面も必要です。
 「シフトは、皆で協力しあって回していくもの」と捉え、また「体調や家庭の事情などへの配慮として変更の必要があれば早めに報告してほしい」など伝えることはとても大切なことです。

 そしてそれをあなたが理解した中で、パートさんのお話を冷静にお聴きになることが大切です。
 寄り添いも大切なことです。前提を超えての寄り添いは、他のメンバーの職場に対する意識や意欲にも影響し、あなた自身も辛いことだと思います。

■ パートさんの発言の裏にあるもの

パートさんの言葉の裏にあるものを少し考えてみました。
もしかして、「辞めたい」という発言は、「仕事がわからない」「助けて欲しい」「注目して欲しい」などのサインかもしれません。「困っている」自分を理解して欲しいとのサインかもしれません。

「誰とは入りたくない」「ヘルプに行きたくない」などの発言は、「この人なら自分の失敗をフォローしてもらえる」「助けてもらえる」などの彼女なりのサインかもしれません。

■店長としてあなたの役割

 感情的にならず、あくまでも淡々に事実だけを聴いていくことをおすすめします。

「辞めたい」のであれば、「具体的に何が原因で辞めたいと思っているのか」

「誰と入りたくない」のは、「どういう理由で入りたくないのか」

「ヘルプに行きたくない」のであれば、「どういう理由で行きたくないのか」

あくまでも冷静に、感情的にならずお話を聴いてください。

 そこでは、「回答」はひとまず抑えて、事実だけを淡々と聞くことが必要かと思います。

 経験値が浅いために「出来ない」のであれば、お店でマニュアルを作るなどの必要はあるかもしれません。教えていない内容があれば、指導する必要はあるかもしれません。

 ただし、それをした上での「辞めたい」「来る回数を減らしたい」「あの人と組みたくない」「ヘルプに行きたくない」などの発言に、安易にそれに応じることは、パートさんのさらなる要求を助長することになることも想定されます。

 店舗の運営に支障が出るなどの場合など、あなたの上司(人事担当者や社長など)に報告・相談することが必要です。今回のヒアリングの内容をまずは報告することもいいでしょう。

 その際の会話や事実はありのまま、記録をしておきましょう。

 それを基に、あなたの上司(人事担当者や社長など)に事実だけを冷静に報告しましょう。

 就業規則や、就労時に会社とパートさんが交わした契約書等と乖離していないか、判断は、上司(人事担当者など)や経営者に委ねることが重要です。もちろんそこからのお話は、上司(人事担当者)や経営者の役割だと私は思います。

 店長が部下の仕事についての相談に、寄り添いお話を聴く、言葉かけをすることは、チームとして仕事を円滑に進めることや、働きやすい環境をつくるためにはとても重要なことです。

 しかしながら、それは「労働」と「給与」の関係性のうえで成り立っているものであり、それを超える問題は、上司など労務管理や経営者の判断だと、あなたが割り切ることも大切です。

 あなたのご相談の「ぜひこんな人との良いお付き合いの仕方をアドバイスいただけたら幸いです。」とのことですが、その方の「働くということ」について気づいていただけることが、最大のメッセージではないかと思いますがいかがでしょうか。

回答した恋愛相談員

小林 俊博

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小林 俊博

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