失恋から立ち直りたい
30-36歳まで付き合った彼氏に振られました。
2年目くらいから、3ヶ月に1回しか会ってくれず、
でも会ってくれるし、そのまま付き合ってたんですが、
6年も経ったので、結婚したいと相談しました。
そうすると振られました。
今冷静に思ってみれば、ラブホしか3ヶ月に1回しか連れて行ってくれなかったし、
おかしかったなと。
なんで別れなかったんだろう。
子供が産める年齢までに結婚を考えてなかったんだろうと、
後悔で、立ち直れません。
今から付き合う人には、この年齢だと子供ができにくいことを伝えないといけないし、
なんか婚活しても相手に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
でも今冷静考えると子供も欲しい。
結婚もしたい。
なんでこんなにずっとあんな人と付き合っていたんだろう。
後悔ばかり、今後子供が産めるのか、結婚できるのか、不安すぎて、夜も寝れません。
自分のせいであることはわかっていますが、
相手にあんなに尽くしたのに、と言う気持ちがいっぱいで、
毎晩泣いてます。
どうすれば立ち直れますでしょうか。
(ニックネーム: りん)
2025年6月18日
36歳
女性

- 臨床心理士
- 公認心理師
★カウンセラーとして約15年の経験を持ち、子ども・若者支援や医療分野で心理検査・カウンセリングを行ってきました。
■ユースサービス協会(約2年)
・若者の引きこもり支援、居場所づくりを担当。
■スクールカウンセラー(約5年)
・小〜高校生の悩みに寄り添い、「変わりたい」「挑戦したい」気持ちをサポート。
・同時に幼児健診や診療所で、発達相談・子育て支援にも従事(約3年)。
■精神科病院(約5年)
・認知症・依存症の治療に関わり、心理検査・個別/集団カウンセリングを実施。
\カウンセリングのスタイル/
・認知行動療法をベースに
・考え方を柔らかく・行動を前向きに
・感情の整理、ストレス対処、自己主張の練習も取り入れます。
あなた自身の「力」や「魅力」を引き出しながら、よりよい未来へ、一緒に歩んでいけるカウンセリングを目指しています。
恋愛相談員の回答
まずは、お気持ちを整理しましょう。
心が張り裂けそうなお気持ちの中で、こうして言葉にしてくださったこと、本当に勇気のいることだったと思います。誰よりもご自身が「なぜあのとき別れなかったのか」「自分がもっと早く決断していれば」と責めてしまうお気持ち、痛いほど伝わってきました。その後悔の深さと、今抱えていらっしゃる未来への不安に、胸が締めつけられるようです。
けれど、どうかお伝えさせてください。「あんな人と」とおっしゃるその方に、6年間尽くしてこられたりん様は、愛することに誠実で、人を信じる力のある、とても優しい方です。相手を大切に思うからこそ、3ヶ月に1回でも「会ってくれた」という一縷の希望にすがってしまうのは、決して弱さではなく、まっすぐな心のあらわれです。そして、たとえその結果が後悔につながったとしても、りん様が誰かを深く愛したというその経験自体は、かけがえのない価値のあるものです。
お辛い気持ちを整理して、自分を取り戻す方法ををいくつか考えてみました。りん様に寄り添えるものがあれば幸いです。
■まずは、気持を吐き出してみましょう
今は、過ぎた時間や失われた可能性ばかりが胸に押し寄せてきて、「子どもはもう産めないのでは」「この年齢で婚活しても申し訳ない」と、ご自身を責めてばかりかもしれません。でも、今感じている苦しさや怒り、悔しさ、焦り、悲しみ――それらをすべて否定せず、まずは信頼できる人に打ち明けてみてください。安全な場所で、自分の気持ちを思いきり吐き出すこと。涙も、溜め込まずに流してあげてほしいのです。
■環境を変えてみましょう
そして、ほんの少しでもエネルギーが湧いてきたら、環境を変えることも心をゆるませるきっかけになるかもしれません。日帰りの小旅行に出かけたり、いつもと違う帰り道を歩いてみたり、バスの代わりに電車に乗ってみたり‥。日常のリズムを少し変えることで、思い出のトリガーから少しずつ距離をとっていくことができます。新しい風景が、ほんの少しだけでも心に光を灯してくれることを願っています。
■結婚や子どもを持つことについて再検討してみましょう
結婚や子どもについても、一度立ち止まって、「自分は何に一番求めていたのか」を問い直してみてください。結婚に対して、経済的な安定を望んでいたのなら、キャリアや資格取得を通じて満たしていく道もありますし、子どもに対して「ともに成長できる喜びを分かち合える存在」を望んでいたのなら、養子を迎えることや、子どもと関わるボランティア活動なども心の支えになり得ます。大切なのは「こうでなければ」という枠を緩め、自分を追い詰めないこと。それが、自分自身の幸せに再び手を伸ばす優しさにつながります。
■彼との関係で築いたものを確かめてみましょう
少し落ち着いたら、思い出の品をひとつずつ手に取ってみてください。そこには、もしかすると「嫌だったこと」だけではなく、「好きだった部分」や「あのときの自分の素直な想い」も詰まっているかもしれません。「こんな関係もあっ たけれど、私はちゃんと誰かを想えたんだな」と、自分の心の温度を確認できるかもしれません。
■傷ついたこの経験は、これからの人生を豊かにしてくれるものです
そして、今感じている「もう無理」「もう遅い」という想いも含めて、立ち直ることは可能です。完全に忘れることは難しくても、これからの人生の中で、この経験が糧となって、より深く他人と関われる力に変わっていくはずです。
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今は未来が見えなくても、「今日できること」から始めてみてください。不安なときは、誰かに頼ってください。助けを求めることは、弱さではなく、強さの表れです。ご自分のペースで、どうかゆっくりと気持ちを整えていってください。
りん様の心が少しでも晴れるよう、心からお祈りしています。
回答した恋愛相談員
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