告白予定のデートがドタキャン。落ち込んだ心を上向かせたい。

Zさん

メールありがとうございます。
心理カウンセラーの嬉野（うれしの）と申します。

とても素直な気持ちを文章にしてくださりありがとうございます。
熟読させて頂きました。

3回目のデート、そして告白を予定されていたとのこと。
その大切なタイミングで予定が崩れてしまったこと、
想像するだけでも胸が締めつけられます。

Zさんが落ち込んだのは、当たり前のことだと思います。
それほど真剣に向き合っていた、証ではないでしょうか。

その後もLINEのやりとりは続き、相手の方から謝罪もあった。
ただ、こちらから食事の提案をして以降、日程確認の一言で止まっている状態――

連絡が途切れているわけではないけれど、
宙ぶらりんな状態は、じわじわと心に負担がかかりますよね。

Zさんのお話を拝見しながら感じたのは、
「まだ脈なしではない。でも、待つのはつらい。」
この2つの間で、心が揺れ動いているのだということ。

そして、それはとても自然なことだと考えます。

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■ Zさんに試してほしいこと

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１、「頑張ってた自分」を認めてあげる

「落ち込んでしまった自分」にダメ出しするのではなくて、
「それだけ真剣な証」として、受け取ってみてはどうでしょうか。

　例：「当日キャンセルでこんなに落ち込むってことは、それだけ本気だったんだな」

こうやって自分の気持ちを否定せずに承認することは、
次の行動に向かうための心の土台になると考えています。

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２、「待つ」から「今の自分に戻る」時間を意識してみる

LINEの返信が来るかどうか、
頭の片隅でずっと気になってしまうのは当然の事です。

ただ、その状態が続くと、
「相手の返事」に自分の気持ちが縛られすぎてしまいます。

たとえば30分だけスマホを遠ざけて、
・深呼吸しながら近くを散歩する
・お気に入りのカフェに行ってみる
・湯船に浸かってぼんやりしてみる
そんな「自分が心地よく過ごせる時間」を取り戻すことが、一番のリラックスになったりします。

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■ 最後に

Zさんはきっと「人を大切に想う気持ち」が強い方です。
だからこそ、そのぶん落ち込みやすく、待つ時間で疲れやすいのかもしれません。

でもそれは「きちんと向き合おうとする姿勢」の表れだと考えます。
その自分の優しさを否定せずに、承認してみて下さい。

その上で、自分が安らげる時間を作ってみてはどうでしょうか。


Zさんの気持ちがお相手に伝わる様、心から応援しています。
相談頂き、ありがとうございました。

嬉野 雅和（うれしの まさかず）