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うつの波とセルフネグレクトに向き合う日々の中で

約五年前から鬱を発症しています(以前にも既往症あり)。

現在は良い時と悪い時の波が激しく不調時には床から出られない状態です。
精神科に通院し投薬治療をしてます。
快方に向かっている自覚がないまま、二年ほど前から身の回りのことができなくなりました。

セルフネグレクトという言葉が当てはまっていると思っています。(家の状態・清潔・金銭管理不可能なので。)

実母と同居で家事と子どもの世話を任せきりです。
子どもは寝てばかりいる母親(私です)に嫌悪感を抱いているような態度を取ります。
何とかしなければ!と思うのですが何もできないことが辛くて堪りません。
(ニックネーム: ちぷ)

女性

2025年2月3日

50歳

女性

金城 哲夫

カウンセラー

金城 哲夫

  • 恋愛アドバイザー
  • 上級心理カウンセラー

複数の行政機関で、相談業務に従事しております。更に、長い間、複数の民間相談事業に携わって参りました。

1995年 社団法人メンタルケア研究所開所
1996年 カウンセリング室を開所 /国連NGOカウンセラー
1998年 児童養護施設非常勤(相談員)/日本ペアレント協会講師/子育て相談及び講師
2000年 自殺予防電話相談員/某心理支援機関にてカウンセラー/県交通安全指導員
2017年 保護司/薬物乱用防止指導員講師/某相談機関(恋愛専門相談)
2018年 日本仲人協会(婚活相談及び講師)/県防犯指導員/自治会常任評議員
2019年 民生委員・児童委員(生活全般相談・児童相談・福祉相談)/某相談機関(障がい者専門相談)
2021年 県学校教育支援員/某相談機関にてカウンセラー/ファミリーサポーターにて子育て相談
2022年 県警少年補導員にて相談業務/法務省人権擁護委員
2023年 生活支援サポーター/被害者支援団体にて相談員/教育委員会にて教育相談支援員
2024年 某相談機関にてカウンセラー/ラジオ福祉情報番組パーソナリティ

恋愛相談員の回答

自分自身を見つめ直し、無理のない一歩を進めるために

ちぷさん、この度は、無料メール相談にご投稿いただき、誠にありがとうございます。

まず、現在の状況をこうして相談し、整理して伝えようと思われたその行動自体、とても大きな一歩であり、その素晴らしい勇気を心から尊敬いたします。

不調時に身の回りの事ができなくなる状況や、お子さんとの関係についての悩み、何とかしたいというお気持ち、そしてそれが思うようにいかないことでさらにご自身を責めてしまう苦しさを抱えながらも、毎日を懸命に過ごしていらっしゃるのだと思います。

特に「うまくいかないこと」に目が向きやすくなってしまう中でこうして前を向こうとしていること、それ自体がとても大切なステップだと感じます。

まず、ちぷさんのように生活における様々な困難に直面している際には、一度、現在のご自身について多面的に振り返ってみることが役立つ場合があります。

日々の生活で「どうしても難しく感じてしまうこと」「状況がうまく進まない場面」について整理したり、日常的な行動や気になる特徴に目を向け直すことで、新しいヒントやきっかけが得られることもあります。

例えば、何かに集中する場面や優先順位をつけるときの感覚、周囲との関係性の中で「もやもやとした不安を感じる場面」など、少し丁寧に振り返ることで見えてくることがあるかもしれません。

こうした整理をする際には、精神科の主治医だけでなく、専門的な視点から幅広くご相談されることも、一つの方法となるでしょう。

「自分自身の特性や性質を知ること」は、今後のちぷさんの生活をより楽にするための大きな助けになります。それが「これまで気付かなかった自己理解」に繋がる場合もあり、この先の対応方法の選択肢を広げることに繋がるかもしれません。

また、親や家族との関係性における思いや、生活の中で感じる「やりづらさ」がある場合、それを解決しようとするのではなく、まず「理解し受け止めること」から始める意識も重要です。

特に、日常の些細なできごとや感じ方の違いを丁寧に振り返ってみることで、気持ちを切り替えるきっかけにもなるでしょう。また、心身の状況が変化している中では、これまで「全く問題ない」と感じていた部分が新たに困難になることもあります。

そのため、生活や行動の中で浮かび上がってくる「なんとなく気になっている感覚や、行動の癖」に注目することで、専門的なアプローチによって解決の糸口が見つかる場合もあります。

さらに、既に通院中の医師や、地域の相談機関などに、生活の困難さや日常で感じる「違和感」について率直に伝えることも大切です。「こうあるべきだ」という一つの解決策だけに目を向けるのではなく、自分自身を広い視点で見つめ直すことで、現在の苦しさを軽減する道が検討できるかもしれません。

親子の関係においても、心身のバランスが崩れやすい時期には、お子さんの態度が以前よりも辛く感じてしまうことが自然と起こることがあります。しかし、それはお子さんとの関係性が本質的に悪いわけで はない可能性が大きいです。

「母親としてきちんとしたい」という気持ちからご自身を責める気持ちが強くなりがちですが、今はあくまで「無理をしない範囲でできることをする」ことが重要です。たとえば、「今日は一言でも優しい声がけをしてみよう」または「お母さんは今つらいけれど、ずっと大切に思っている」など短い言葉を伝えてみることでも構いません。最低限のつながりを維持しながら回復の時間を取ることで、関係性は自然と良い方向に進んでいきます。

今後、ちぷさんがより安心して生活できる方法を探していく中で、外部の手助けを求めること、そしてご自身の状況についての理解を深めていくことが、回復や負担軽減への大きなステップになると思います。一人ですべてを抱え込もうとせず、周囲の力を少しずつ借りながら進んでいけるよう願っております。

寒さが続きますので、体調を大切に、どうか無理をされず暖かくしてお過ごしください。この度のメール相談が、ちぷさんにとって少しでも光がもたらされるきっかけとなりますように。

回答した恋愛相談員

金城 哲夫

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カウンセラー

金城 哲夫

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