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育児ストレスで娘を叩いてしまい強い自責の念に駆られている

2歳の娘がおりイヤイヤ期のせいで昨日初めて頭を叩いてしまい、自分もパニックになってさらに背中から蹴ってしまいました。
そんな自分に動揺して、いなくなってしまいたいです。またいつ子供を、叩くのか保証がありません。
夫は趣味に忙しいので土日はほとんどいません。親は近くにいますが、別の兄弟のことでかなり悩んでおり、私まで子育てのことを相談しようという気になりません。

他の相談先も考えて話してみたりするのに、いらいらを抑えましょうと、我慢していく方向にもっていかれました。
自分のやりたいことをやって、リフレッシュしたらいいといいますが、私の娘はものすごくお母さん子です。
離れるだけで大変です。病院に行く理由などで、母に何度か預けましたが、「この子は我慢をしている」ということをアピールしてきます。

リフレッシュなどできないし、どうしたらいいのかわかりません。

女性

2016年10月31日

31歳

女性

殿崎 陽大

カウンセラー

殿崎 陽大

【経歴】
大学で化学や量子力学を学び大手化学メーカーの研究員や機械メーカーのエンジニアに従事。

教育事業にも携わり問題行動が目立つ子どもの家庭環境を目の当たりにして幼少期の経験が人格形成に大きく影響することを実感し、大学で心理学と福祉学を学びなおして社会福祉士の国家試験に合格。

コンサルティング会社の主任研究員として地方自治体の福祉・教育計画策定に携わり、地域住民から様々な悩みや要望をヒアリングする。

大手出版社のコンサル部門で責任者を任され、500件を超える福祉施設(保育園、高齢者施設、障害者施設、児童養護施設、母子寮)の現場に出向き、管理者、職員、利用者から悩みや相談を受ける。

命に関わる病を3度患い臨死体験と思われる経験(自分が心地よい光の球体である感覚)をしてからは死への恐怖はなくなりました。
それ以降、理系脳でありながらハートはスピリチュアルの傾向が強くなりカウンセリングには人知をこえた宇宙エネルギーの活用が必須と考えています。

【資格】
社会福祉士(国家資格)
認定心理士(日本心理学会)
児童福祉・障害福祉司任用資格

恋愛相談員の回答

家族の協力や地域の育児サービスの活用でリフレッシュする時間を確保しましょう

エキサイトお悩み相談室の殿崎と申します。
このたびは子育てに関するご相談をいただきありがとうございます。

イヤイヤ期に入った2歳のお嬢さんに対して初めて頭を叩いてしまったとのこと。
そのような行動をとってしまったご自身に対し強い自責の念にとらわれながらも、またいつお嬢さんを叩いてしまうかとの恐怖感で苦しんでおられるのですね。
そしてご主人やご両親の協力が得にくく、リフレッシュできない辛い状況もお察しします。

詳しい回答をする前にまずご相談者様にお伝えしたいのは、これまでほとんどお一人で育児を頑張ってこられたことへの労いです。
産後クライシスなど経験したことのない不安や焦燥感に襲われたかと思いますが、そのような状況の中、今まで懸命にお嬢さんを育ててこられたご努力に対して心より賞賛を申し上げます。
リフレッシュすることはできないなどと決めつけず、これからはどんどん周囲を巻き込んで育児ストレスを回避してください。
そうすることでお嬢さんのイヤイヤ期は乗り切れますし、ご相談者様ご自身のストレスも軽減して手を出すようなことはなくなっていきます。

そのためにまず最初に取り組んでほしいことは、土日に趣味で家を空けてしまうご主人とよく話し合い、どれだけ子育てが大変かを理解してもらって育児の分担をお願いしてください。
平日もご主人が早めに帰宅した日はお嬢さんとできるだけ触れ合ってもらい、その間にご相談者様は一人になれる時間を確保していただきたいと思います。
ご主人が育児の分担を軽視し理解ができないようであれば、核家族家庭での父親の育児協力がいかに大切であるかをインターネットや育児書で勉強してもらい、場合によっては子育て支援センターの相談員など専門家から直接説明を聞いてもらうことも一つの方法です。

それと並行してご両親にもできるだけお嬢さんを預かってもらえる時間を増やし、お孫さんとの触れ合いの時間を増やしてもらいたいと思います。
ご両親は他の事情でお嬢さんを預かることを暗に拒んでいるように書かれていますが、週に数時間預かってもらうことすら拒否されるのでしょうか?
細かい事情がわかりませんから強くは進言できませんが、ご相談様の精神状態がそこまで追い詰められていることを正直にお話されましたか?
ご主人に対しても同様ですが、ご相談者様はお一人で頑張りすぎる傾向が見られます。
もっとご主人やご両親のサポートがあって当然な状況なのに、相手の顔色や言葉の裏を読み過ぎて遠慮しすぎてはいないでしょうか。

ご主人が土日に趣味の時間を楽しんでいるのなら、ご相談者様も自分の時間を楽しむ権利があることを主張して構わないのです。
もちろん乳幼児期の子どもはお母さんへの愛着が最も重要ですから、育児の負担度はご相談者様の方が多くなるのは致し方ないでしょう。
それでも、週末の半日だけでもいいですからご主人にお嬢さんを預けて子育てから離れることが必要です。
これまでのように24時間365日育児に専念していたら、ご相談者様は理性による自制心が効かなくなり、ストレスがピークに達しやすくなってちょっとしたことでお嬢さんを叩いたり、もっと深刻な事態を招きかねません。
そのことをご主人やご両親に真剣に訴えて協力を得るようにしてください。
育児の分担だけでなく、不満や悩みを聴いてもらうことでもストレスは軽減します。

また、地域の保育サービスも最大限に活用することをお勧めします。
まずは子育て支援センターの相談員に状況を説明し、利用できるサービスの情報をもらって安全に利用できそうなものから試用してみてください。
子育てや虐待で悩んでいる親の会などに参加して対策法を共有することも参考になります。

その他に、近隣に住む同年代のお母さんたちと育児シェアする動きも広がっています。
半日お嬢さんを預けてそのお母さんの子どもと一緒に遊んだり食事をとらせてもらう代わりに、別の日は交代でそのお母さんの子どもをご相談者様のお宅で預かることで、お互いの育児ストレスを解消する方法です。
そうした活動を全国展開しているNPOもあります。

2歳前後に出現するイヤイヤ期は自立への重要な一過程ですから、あるのが当然でない方が逆に心配です。
ご相談者様はお嬢さんを「ものすごくお母さん子で離れるだけで大変」と仰っていますが、2歳児ともなれば自立心が芽生え、それを阻害されることに反抗して強い拒絶反応を示すことがあります。
その反応にイラっとくることもあるでしょうけれど、それはお嬢さんが第一次の親離れをしている証拠ですから少し くらいの時間離れていても大丈夫です。
保育園児も初めの一週間くらいは不安定で泣いていますが、ほとんどのケースで徐々に園の集団生活に馴染んできます。

そもそも母親が一人で乳幼児の育児をすること自体無理なのです。
家事もこなしながらではなおさらです。
今の日本は核家族化が進む一方で、それを補える保育サービスが不十分なことに加え、父親の育児協力も諸外国に比べ浸透していません。
そのような厳しい環境の中でご相談者様は本当によく頑張ってこられたと思います。
まずはご主人やご両親に定期的に子育てを分担してもらい、無理な場合は一時保育やベテランのベビーシッターを利用することも検討してください。

今後もイラっとくることは度々あると思います。
そんなときは怒鳴ったり手を出しそうになる前にお嬢さんから離れ、10秒程度間をおいてみてください。
感情的な怒りはそれほど長く続きませんから、深呼吸をして本当に叱るべきときだけ真剣な表情で「いけません」と訴えればいいのです。
そしてお嬢さんが理解を示してくれたらギュッと抱きしめて誉めてあげることも大切です。

わがままを押し通したいがために大声で泣き続けるときは、怒鳴ったり叩いたりするのではなく、ご相談者様も一緒に大声で泣いてみてください。
2歳児でしたら雰囲気は十分にくみ取れますから、大好きな母親が大声で泣く姿を目の当たりにすると尋常ではない姿に圧倒されて泣き止み、逆にお母さんを慰めようと必死になることさえあります。
ただしこれは多用せずに本当に困ったときだけにしてくださいね。
子どもは親の様子をしっかり見ていますから。

ご主人とご両親の協力や、地域の子育て支援サービスを活用し、完璧な母親である必要はないことをご自身に言い聞かせて、ゆとりのある幸せな育児の時間を味わってほしいと切に願っています。
さらに詳しい情報提供をご希望でしたら電話相談等をご利用くださると幸いです。

以上、長文になりましたがお読みいただきありがとうございました。

回答した恋愛相談員

殿崎 陽大

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殿崎 陽大

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