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認知症の祖母の介護生活についての相談です

91歳の認知症の祖母と母(祖母の実子)と父と3人で暮らしております。
認知症の状態はかなりひどく、誰か一緒にいないと徘徊をしてしまいます。
夜中にも起き出し、家を出てしまうので、私が一緒に寝ております。
朝方起き出し、ウロウロしたり、夜中に頻繁に話しかけられたりと、ストレスです。

祖母の認知症以外にも、母の祖母に対する対応にもストレスを感じております。
実の母ということもあり、弱っていく祖母を受け入れられない、元に戻ってほしいと思う気持ちは分かるのですが、
・無理やり夜中起こして、トイレに行かせる。
・ご飯を食べたくないと言うのに無理やり食べさせる。
・言う事を聞かないと怒鳴る。
毎朝、このような状態なので、一度母に可哀想だ、ご飯食べたくないなら、それでいいじゃない。と怒りました。
そうしたら
「おばあちゃんが死んでもいいのね。ご飯食べないと死ぬんだからね。」
と母に言い返されました。
何も言い返せず、介護を毎日頑張ってる母に怒ってしまった罪悪感と祖母を可哀想と思う気持ちが溢れ、泣きながら会社に行きました。

父も介護のサポートをしてくれております。
家族3人で頑張っても、認知症の介護は辛いです。
介護サービスはデイサービスとショートステイを使っております。
ケアマネージャさんは良い方で、ショートステイなど融通を利かせてくれます。
3人で介護しているので、ある程度は余裕があるはずなのに、いっぱいいっぱい??す。

祖母のことは大好きです。母の介護の負担も分かります。
母もストレスから緑内障になり、今月手術をします。
両方の立場が分かるので、とても辛いです。

現状の介護を変えたいわけではなく、母や私の精神的なストレスを軽減したいです。どのように考えれば良いでしょうか。
宜しくお願いいたします。

女性

2016年6月15日

27歳

女性

殿崎 陽大

カウンセラー

殿崎 陽大

【経歴】
大学で化学や量子力学を学び大手化学メーカーの研究員や機械メーカーのエンジニアに従事。

教育事業にも携わり問題行動が目立つ子どもの家庭環境を目の当たりにして幼少期の経験が人格形成に大きく影響することを実感し、大学で心理学と福祉学を学びなおして社会福祉士の国家試験に合格。

コンサルティング会社の主任研究員として地方自治体の福祉・教育計画策定に携わり、地域住民から様々な悩みや要望をヒアリングする。

大手出版社のコンサル部門で責任者を任され、500件を超える福祉施設(保育園、高齢者施設、障害者施設、児童養護施設、母子寮)の現場に出向き、管理者、職員、利用者から悩みや相談を受ける。

命に関わる病を3度患い臨死体験と思われる経験(自分が心地よい光の球体である感覚)をしてからは死への恐怖はなくなりました。
それ以降、理系脳でありながらハートはスピリチュアルの傾向が強くなりカウンセリングには人知をこえた宇宙エネルギーの活用が必須と考えています。

【資格】
社会福祉士(国家資格)
認定心理士(日本心理学会)
児童福祉・障害福祉司任用資格

恋愛相談員の回答

現状からはなるべく負担を減らし皆さんが健康に暮らせる選択をご検討ください

はじめまして。社会福祉士の殿崎と申します。
認知症のお祖母様についてのご相談内容を拝読いたしました。
ご相談者様はじめとても家族愛が強く、その献身的な介護ぶりには敬服いたします。
現状の介護を変えたいわけではなく、ご相談者様やお母様のストレスを少しでも軽減したいとのことですので、現状考えられる情報を提供させていただきます。

まずお祖母様に対するご家族の対応ですが、ご両親とご相談者様の3人でもいっぱいいっぱいとのご認識であれば、少しでも介護の負担を減らす方向で対処することをお勧めします。
私も5年ほど高齢の母を介護し看取った経験から述べさせていただくと、体力の限界をこえ体調を崩すまでの介護はしないでいいというのが結論です。
語弊はありますが、負担が大きい場合、ある程度手抜きをしないと家族介護は続きません。
何故なら介護する側がストレスで倒れて介護する人がいなくなってしまえば、本末転倒な結果にもなりかねないからです。
現にお母様は緑内障を患い、ご相談者様も睡眠不足のまま会社に通われているとのことで、やや限度を超えた介護をされている印象があります。
難しい問題ではありますが、家族介護は最低限のラインは守りつつ介護者の健康も重視したプランで関わっていただきたいと考えます。

幸い担当のケアマネージャーさんがショートステイの融通をきかせてくれるとのことで、その間はご家族も睡眠を確保できるでしょうが、帰宅されればまた夜中に徘徊されたり話しかけられたりする心配があり、気が休まらない日々が続くと思います。

具体的な課題について触れると、認知症の高齢者が夜中に起き出して外を徘徊するのは非常に危険です。
これについてはドアの鍵を開けられないように工夫し、万が一外に出てしまった場合に備えて警備会社などが行っている24時間徘徊対応システムを取り入れることも一考です。徘徊対応システムは業者によって金額は異なりますがさほど高額ではありません。
夜中の排泄のお世話は人口の多い地域であれば深夜巡回の介護サービスもありますから、経済的な余裕があればご検討ください。

また、お祖母様に対するお母様の対応にもストレスを感じておられるとのこと。
・無理やり夜中起こして、トイレに行かせる。
・ご飯を食べたくないと言うのに無理やり食べさせる。
・言う事を聞かないと怒鳴る。
こうしたお母様の献身的な対応と、献身的すぎるがゆえに怒鳴ってしまう精神的なストレス、それに対するご相談者様のご助言は家族介護の難しさを如実に物語っています。
お祖母様を弱らせたくないとのお気持ちで頑張っておられるお母様の献身的な介護は決して間違ってはいないし、無理をし過ぎであると感じておられるご相談者様の助言も正しいと思います。
ただし、冒頭申し上げたように介護する家族の側がストレスで体調を崩してしまったり、お祖母様が望んでいないかもしれない介護を無理強いすることは総合的に見て良い結果に結びつくとは限りません。
なので、少なくともご相談者様がお母様に助言されたことについて罪悪感を抱かなくてもいいと思います。
本当にご家族全員で献身的に頑張っているのですから、たとえ認知症でもお祖母様は安心して暮らせていることに感謝しているに違いありません。

さて、現状の介護を変えたいわけではないとのことなので余談としてとらえていただければ結構ですが、下記のような方法で少しでも介護の負担を減らすことは可能です。
・夜中だけはおむつを着用してもらいなるべくご家族の睡眠時間を確保する
・栄養価の高い高齢者向けのドリンク類などを飲んでもらえるのなら一食でもそれで補い食事介助を軽減する
・地域の社会福祉協議会に相談して認知症高齢者向けのボランティアを活用する
・今後のことを考え、グループホームや特別養護老人ホームなどへの入所を検討し見学などをしてみる
・介護疲れで悩みを抱えている地域の家族会などがあれば参加して悩みを打ち明けたり情報交換したりする

お祖母様の要介護度や具体的な症状、地域の福祉ネットワークの状況などがわかればもう少し具体的なアドバイスもできるかと思いますので、よろしければ電話やメールでご相談ください。
お祖母様が安心・安全に暮らしながら、ご家族の皆様が少しでも負担を軽減できますよう心より願っております。
最後までお読みいただきありがとうございました。

回答した恋愛相談員

殿崎 陽大

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殿崎 陽大

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