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表向きには優しい父親が家では支配的で暴言が多く毎日が辛い

わたしは、父親のことで悩んでいます。

わたしの父親は公務員で表向きはすごく優しくて周りからもいい父親だと言われます。
でも、家では毎日わたしにも母にも障がいをもっている兄にも暴言を吐いてきます。

小学生のころ、腹を蹴られて以来、父親には反抗してばかりです。
小さいことですぐ怒り手をあげてきて、母が止めようとすれば母にも手をあげます。
わたしが悪いのか、と考えたこともありました。
でも、どんなに考えても父のことは許せないし、なぜこんな父親の元に生まれてきてしまったのかといつも苦しくなります。

最近は職場で晴らせないストレスを家で発散しているとしか思えないです。
どんなに反抗しても、母が注意しても、兄が嫌がっても反省もせずヘラヘラとわたしたちに嫌な思いをさせる父親が本当に嫌いです。
思い出すだけで苦しくて悔しいです。
もっと優しい父親が欲しかったです。

でも、しっかり育ててもらっているし、虐待をされているという訳でもありません。
ただ、精神的にきつくて、父親が家に帰ってくるだけで気が参ってしまいます。

どうすればいいのか分からなくて、ただあんな大人にはなりたくない、と思うばかりです。
どうか、アドバイスをください。よろしくお願いします、

女性

2016年5月11日

16歳

女性

殿崎 陽大カウンセラーの回答

はじめまして。カウンセラーの殿崎と申します。
今回はお父さんとの関係についてご相談いただきありがとうございます。
私は社会福祉士として今まで問題のある家庭と多数関わってきました。
その経験からご相談内容について回答をさせていただきます。

ご相談の概要を列記させていただきますが、まず否定的な感情の部分を抜き出すと、
・お父さんに対して反抗すると暴言や暴力を振るってくる
・小学校の時お腹を蹴られて以来、反抗心が止まらない
・お母さんやお兄さんにも暴言を浴びせたり手を出すこともある
・最近は職場で晴らせないストレスを家で発散しているとしか思えない
・お父さんが家に帰って来るだけで気が参ってしまい精神的に辛い

その一方でお父さんに対して肯定的な見方をされている部分をあげると、
・表向きはすごく優しくて周りからもいい父親だと言われている
・しっかり育ててもらっている
・虐待をされているという訳ではない

そして結論としては
・もっと優しい父親が欲しかった
・あんな大人にはなりたくない
・どうしていいのかわからずアドバイスがほしい

以上の通り、高校生なのにとてもしっかり観察と自己分析をされているので感心しました。
あなたがお父さんに反抗心を抱くのは当然で、特に小学生の女の子の腹を蹴るという行為は絶対に許されることではありません。お父さんは猛省すべき野蛮な行為です。
また、娘のあなたが反抗的だからといって暴言を浴びせたり手を出したりすることも親として情けない逃避行為です。
障がいのあるお兄さんに暴言をやめないこともダメですね。
あなたやお兄さんをかばおうとするお母さんに手をあげることも夫として男性として耐性がなさすぎると思います。
なのであなたがお父さんを大嫌いになり、お父さんと同じ家の中で暮らしていることだけで嫌悪感を持ってしまう現状はとても辛いでしょう。
もっと優しくて包容力のあるお父さんが欲しいというお気持ちは痛いほどわかります。

ただし救いなのは、あなたがお母さんやお兄さんには信頼感を持ち、お父さんに対しても「しっかり育ててもらっている」「虐待をされているわけではない」という自覚があることです。
お父さんにさんざん嫌な思いをさせられているのに、父親としての義務を果たしてくれていることについては冷静に感謝の気持ちを抱いていることは素晴らしいです。

お父さんももしかしたらあなたに「こうしてほしい」「こんな娘であってほしい」という気持ちがあって、それが思うようにいかないために暴言や手をあげてしまう自分に悩んでいるのかもしれません。
また、お兄さんが障がいをもっていることをとても気にしていて、暴言はもしかしたらお兄さんに対してではなくお父さんご自身に対する不安や怒りなのかもしれません。
「反省もせずヘラヘラしてる」と見えるのは、お父さんの精一杯の虚勢や誤魔化しのようにも感じます。

お父さんが育った環境がよくわかりませんが、外向きには温和に振舞い、家庭内では厳格で支配的に押さえつけるタイプだとすると、お父さんは子供の頃から優等生であることを強いられ、日常的にストレスをため続けて心に余裕がなく、精神的な耐性が弱いことが考えられます。

こうした状態であなたがお父さんを嫌い反抗的な態度を取り続けると、双方にとって不信感や憎しみの感情が増幅し、お互い本当は仲良くしたい気持ちがあってもなかなか実現しないと思います。
お父さんとあなたのどちらかが負の感情を断ち切らないといつまでもこうした状態が続いてしまいます。

そこで、もしあなたがお父さんに「しっかり育ててもらっている」という感謝の気持ちがあるのなら、その部分に焦点を当てて対応を心がけてみてはいかがでしょうか。
今はお父さんと顔を合わせただけで反射的に反抗心が湧き出てくるかもしれませんが、お父さんも一人の弱い人間であると認めてあげると気が楽になります。

現在16歳とのことですから、自立するまであと数年です。
親というものは子どもが自立するまでは価値観を押しつけたり支配的になりがちですが、いざ子供が巣立ってしまうと育て方を間違ったのではないかと自責の念に駆られることがよくあります。
子供の側も社会に出て子育てをするとその大変さを実感して、親に反発ばかりしていたことを後悔することが多いです。
できることならその前にお互いの確執をなるべく解消して、お互いの弱さや欠点を認め合い、冷静に会話ができるように軌道修正できれば仲直りすることは十分に可能です。

例えばお父さんと簡単な挨拶をすることだけでも仲 直りのきっかけになります。
「行ってきます」「行ってらっしゃい」「ただいま」「おかえりなさい」「お疲れさま」
嫌いなお父さんに声かけするのは癪だとは思いますが、たとえお父さんがそっけない返事をしたり嬉しそうでなくても、「しっかり育ててもらっている」という感謝の気持ちから発すれば傷つくことはありません。
感謝とは何かを求める気持ちではないからです。

まずは人間のコミュニケーションの基本である挨拶からはじめ、もし少しでもお父さんの反応が変わってきたら、「仕事大変なの?、無理しないでね」「きちんと健康管理してね」などの労いの言葉をかけてみてください。
怒りっぽい人間は実は寂しがり屋であり、優しくされると今までの態度が良い方向に変わる傾向があります。

それでお父さんに笑顔が戻ったりコミュニケーションが好転したら、たまにでいいので「いつも喧嘩ばかりしてるけどしっかり育ててもらって感謝しています」と短い手紙を添えて、誕生日のプレゼントをしたりお弁当を作ってあげたりすると、お父さんの心の中ではさらに反省の気持ちが渦巻いて怒りのエネルギーが消滅し、急速に改心することもあります。

そこまで期待しなくても、挨拶や感謝の気持ちを伝えることは家庭内のトゲトゲした雰囲気を解消するには効果的ですし、あなた自身の反抗心を抑える効果もあります。
そしてお父さんに間違った子育てをしてきたことを気づかせるきっかけにもつながります。

怒りの感情は何もいい結果を生み出しません。
口喧嘩をしてお互いが相手を攻撃しているつもりでも、実はその怒りのダメージは自分にもはねかえってくるのです。
感情的に反抗的な態度をとることも悪循環を深めるだけです。
お父さんに理想の娘を演じる必要はありませんから、何も期待しないでまずは感謝を表す礼儀としての挨拶から始めてみてはどうでしょうか。

娘の方が大人の対応をすると、お父さんとしても感情的な態度をとってきた自分が情けなくなり暴言や手を出す行為は消えていくと思います。

相性が悪くても親子の縁は切っても切れない関係です。
あなたは自立してこれからどんどん強くなりますが、お父さんは体力的にも精神的にも弱くなっていきます。
その前に関係が修復して家族の団欒を取り戻し、あなたが求めていたお父さん像に少しでも変わってくれることを願っています。

そのためにも、お父さんへの感謝の気持ちや楽しかった出来事などを思い出し、まずあなたから憎悪の悪循環を断ち切ってみてください。

回答したカウンセラー

殿崎 陽大

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殿崎 陽大

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