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ストレスで高額な買い物を繰り返してしまう自分が不安です。

ストレスが限界に達すると、湯水のようにお金を使ってしまいます。昔は主に洋服などを買い、一度買い始めると止まらなくなり現金がないのにカードで欲しいものを全部買ったり、会社を休んだり遅刻してまで買い物に行ったりしていました。今はそれが怖いので外に買い物に行くのをやめましたが、携帯電話で課金が止まらなくなったり、お腹がいっぱいなのに外食をハシゴしたり、1人でピザを注文したり、タクシー通勤をしたりしてしまいます。止められない自分が怖いです。主人にも言えず罪悪感と失望感、不安感に駆られます。反省してやめようと思うのに給料が入るとまた同じことを繰り返します。毎月カードの返済が給料を超えてしまい、支払いが滞ることも多々あります。一時期治っていたのに、仕事の部署が変わりストレスがひどいのか最近またひどくなっています。
(ニックネーム: まろぺえ)

女性

2016年3月30日

31歳

女性

恋愛相談員の回答

買い物依存症の傾向がありますが、脳内物質のコントロールと理性の力で改善できます。

はじめまして。
カウンセラーの殿崎と申します。
このたびはメールでのご相談をいただきありがとうございます。

相談内容を拝見しますと、ストレスがたまると買い物や消費の衝動が抑えられなくなり、罪悪感に駆られるもののなかなか止めることができず、そんな状況から抜け出せないことに不安を感じられているのですね。
毎月のカード返済額がお給料を超えてしまい、支払いが滞ることもありご主人にも相談できずに悩まれている現状をお察しします。
特に最近はお仕事の部署が変わり新たなストレスのために消費の衝動がさらに強くなっているご様子が伝わってきます。

以上の内容からすると、依存症の一種である「買い物依存症」の傾向が見られます。
人はストレスで不快な気分に囚われると、それを打ち消すためにいろいろな解消法を試みるものですが、買い物もその一つでしょう。
誰でも欲しいものを購入できたときは幸福感に包まれ嫌なことを忘れたりしますが、買い物依存症はそれとは異なる動機があります。
買いたいものを買うというより、次から次へと高額な買い物をすることで脳内に興奮と快感を呼び起こし、その快感を味わうことが目的で買い物をしてしまう症状です。
買った直後はストレスを忘れスッキリするのですが、いざ買い終わると特に欲しいものではなかったり、買い物包みを開けないまま放置しているケースもあります。
特に高額な買い物をして支払い能力がないことに気づくと、すぐに理性が戻って罪悪感を感じ落ち込んでしまうことがあります。

今回のご相談でも、
「一度買い始めると止まらなくなり現金がないのにカードで欲しいものを全部買ったり」
「反省してやめようと思うのに給料が入るとまた同じことを繰り返します」
のように、買い物依存症に特徴的な行動と反省を繰り返されているようです。

ギャンブルやゲームなどの依存症にも共通しているのですが、脳内にはいくつかの情報伝達物質が存在し、その中でもドーパミンなどは強い快感をもたらす物質です。
ドーパミンが大量に放出されて快感の記憶が強く残ってしまうと、ストレスや孤独で辛い気持ちになったときにまた同じ快感を得たくなります。この衝動が強ければ強いほど依存症が重度になり、何度も繰り返してしまうことになります。

一方で、ドーパミンのような興奮物質の分泌を抑え、心を穏やかにコントロールさせる脳内物質もあります。
セロトニンがその代表格で、腸で生成されることから健康な腸の持ち主ほどメンタルが強いと言われています。
健康な腸を保つには腸内の善玉菌を増やす食事やライフスタイルに気をつけることが重要です。そのためには規則正しい生活を送り、ご自身に不足がちな善玉菌を調べて意識的に摂取することがよいでしょう。
また、セロトニンを増やすには、早寝早起きをする、早朝に日光を浴びる、適度な運動を続ける、そしてセロトニンの原料となるトリプトファンを多く含む食事を心がけることも効果的です。

今回のご相談ではストレスがないときは買い物依存症の症状が出ないようですから、これを使わない手はありません。つまりストレスをためないことが依存症の再発を防ぐ手段になります。
ストレスに耐性をつけるには、先ほどご説明したセロトニンを増やすことの他に、我慢しすぎない性格にご自身を変えていく訓練をすることです。
依存症になりやすい人は責任感が強く、良い結果を出したがるため人より我慢しすぎる結果、あるとき突然タガが外れて破天荒な振る舞いをしてしまうことがあります。
こうしたストレスは普段からためないように適度に手抜きをしたり、仕事や生活にメリハリをつけたり、癒しの時間を確保することで防げることがあります。
また、悩みを聴いて共感してくれる家族や友人がいれば愚痴を言ったり甘えたりするのもいいでしょう。身近にそうした相手がいなければ専門家のカウンセリングを受けるのも一つの手です。
カウンセリングは決して安くはないですが、一か月のお給料が飛んでしまうほどの料金ではないですし、改善に導かれるのならば利用してみるのも一考と思います。

最後に買い物依存症をご自身の理性の力で抑制する方法をご紹介します。
それは、衝動が起きそうになったら「実にくだらない衝動だ」とご自身に言い聞かせることです。
ストレスがたまって高額な消費をしたい衝動が起こり、お財布やクレジットカードを出してしまいそうになったら、ご自身に「実にくだらない衝動だ、どこかへ消えてしまえ」と蔑むようにその衝動に問いかけてみてください。

実際問題として、不必要なものを買い漁る ことは意味がなく、もっと楽しいことにお金やエネルギーを使った方が人生得なのだとご自身に言い聞かせてみてください。
実は私もある依存症があったのですが、この方法を何度か繰り返すうちに、依存症は害毒であるという思考回路が形成されてすっかり治りました。

それでも治らない場合は、心療内科や精神科を受診し相談することもご検討ください。
というのも、依存症にはその他の精神疾患や神経症状が見られる場合もありますから、症状が改善しない場合は複合的な療法が効果的な場合もあります。

今回のお悩みについてはご自身で問題点を自覚されていますし、一時期は衝動を抑えられたのですから、不安を払拭して工夫と努力で改善に向かうことを信じ実行してみてはいかがでしょう。

今回はご相談ありがとうございました。

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