LINEで女性が喜ぶ褒め方が分かりません

褒めることが一番の目的ではない

菊池カウンセラー(以下菊池)：だいきさんは、素敵なところがたくさんある好きな女性と、コミュニケーションをたくさん取りたいということですよね？そういうことなら、今のだいきさんにとっては、褒めることが一番の目的ではないと思います。

褒めたいお気持ちは素晴らしいと思いますが、一旦褒めるというテーマにこだわらず、まずはコミュニケーションをとって仲良くなることに重きを置かれてはいかがでしょうか？

褒めることを意識しすぎると、胡散臭くなってしまうこともありますので注意が必要です。

コミュニケーションをとっていく中で、どうしても褒めたい部分だけを切り取って褒めてみたら良いと思いますよ。

日本人はシャイで照れ屋ですから、欧米人に比べると「相手を褒める」ことが得意でない人が多いように見受けられます。
ただ、LINEというツールであれば、直接面と向かって顔を合わせた状態でなくとも、間接的に想いを伝えることが出来るので、照れ屋な男性にとっては女性を褒めるうえで、非常に有効なツールと言えるでしょう。

さて相手を褒める場合、まずは「どの部分を褒めるか」という点に関してですが、嘘をついても意味がないので、心から「こういう部分が好印象」と思う部分を褒めるようにしましょう。

次に「どのタイミングで褒めるか」という点に関してです。

唐突に「○○ちゃんって本当に頑張り屋さんだよね」など送っても、不自然さが否めません。

そうではなく、自然な会話のやりとりで、例えば「残業が続いているけど、栄養ドリンクで何とか乗り切っている」などの発言が出たタイミングで、「頑張り屋さんだよね」などと褒めるのが、真実味もあり効果的であると言えるでしょう。

また、男性が「褒めることに照れがある」のと同じように、女性側にも「褒められることに照れがある」パターンは非常に多いです。

そのため褒めると「全然そんなことないよ」と、否定する女性もいるかもしれません。

否定された時は、それ以上その話題を進めると堂々巡りになる可能性があります。かといってスルーすると、社交辞令だったのかな？と捉えられる危険性もあるので、そういう場合はシンプルに短めに「俺はそう思うけどね」と一言伝えて、そこから話題を切り替えるのがスマートだと思います。

「せっかく褒めたのに」と気落ちする男心はごもっともですが、「照れているだけなのだな」と捉えてあげてくださいね。

相手からの返答で手応えはだいたい感じられる

だいき：送ったLINEが大丈夫だったかどうかは、どうやって判断したらいいですか？

菊池：それは、相手からの返答で手応えはだいたい感じられると思います。例えば、語尾に絵文字が多かったり文章が長かったり、文章の中身がハートフルだったりすると、自分が送ったLINEは相手にちゃんと響いているなと感じられますよね。逆に「了解」のようなそっけない返事だと、いまいちの可能性があります。

ただ、相手がどう思っているのか、本心はわからない部分がありますよね。自分がベストを尽くしたLINEが相手に響かなかった場合は、それは仕方のないことです。感覚の問題なので。そこまで相手の反応を気にしてしまうと何もできなくなってしまいます。

「相手がどう受け取るかはわからないけれど、自分はベストを尽くした。」そう考えられたら良いと思いますよ。

だいき：NGの言葉があれば教えてください。

菊池：下ネタは封印しましょう。世の中には下ネタもウェルカムの女性もいると思いますが、だいきさんはこれから仲良くなろうとしている段階で、相手の女性がどういう方かまだ分かってない状況ですよね。下ネタを連想させることは、とてもリスキーです。男性は、盛り上げようと、よかれと思って下ネタをおっしゃる方もいますが、女性にとっては一気に冷める原因にもなってしまいます。

酔っぱらっている時のLINEは要注意です。酔っぱらっている時はセーブが効かなくなるので、お酒を飲んだ時はLINEをしないと決めるくらいがちょうど良いと思いますよ。